ある物の試作の試作としてプランター用のちっちゃな札をつくってみました。
最初に頼まれたとき、相手の期待感がひしひしと伝わってきて、どうやってなにを使って作るか悩みました。それでもなんとかやろうと、できると思えばなんとかなる。
完成した試作品をみてもらったら、すんごく喜んでもらえました。
本番用はよりいいものをつくりたいです。
では舞台裏----
A4サイズのプラパンは100均で購入しました。
昔はマジックで色付けしていましたが、下処理をすればプリンターでも印刷できると知って実験です。
もったいないので、
まずはA4のプラバンを半分にカットです。
右は、絵を描くときに使ってるパステルの定着剤、左はある方のサイトで紹介されていたおすすめのヘアースプレーを吹きかけて、乾燥後させて印刷をしています。
このプラバンは印刷用の物でないのでリスクは伴いやすいです。心配な場合はプリントプラ板 を使うといいと思います。
でも、よ~くみればしずく状のインクの粒がみえます、、、。
印刷後は好みの形にカットして加熱。
オーブントースターが無いのでオーブン(130℃)で1分も要しなかったでしょうか。
透明だったプラバンは下処理のために曇りガラスのような優しい色合いに仕上がっています。
肝心の印刷面ですが、
加熱しても爪で擦るとインクが削れます(>_<)
対策としてマニュキュアのトップコートを塗りました。これで、多少擦っても水濡れしてもひとまずは大丈夫になりました☆
ほかにも試しました。
剥がれずらくて発色も良かったのは、油性マジックやアクリルでした。
(下処理は不要なのでプラパンの透明性を保てます。)
そんなこんなで、
試作品には、印刷後に油性マジックとアクリルで色塗りして加熱する方法をとることにしました。
使えなかった実験の山も満載となりましたが、
失敗を失敗と思っていないです。
色々とやって、やりたいことにあう彩色とか工夫も増えました。