主婦のお仕事(キャリア)ライフ
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桜のベール

先週までの都内は、すっかり桜の爽やかなベールに包まれていましたが、
今週はすでに、葉桜になりつつありますね。


花粉症になってから、桜を楽しむなんて贅沢ここ数年していませんでしたが、
今年はめずらしく、桜をもとめて都内を巡った年となりました。



◆目黒川◆
友人と中目黒で待ち合わせました。
この日は風が強く、冬に逆戻りかと思うほど寒かったのですが、

どうしても桜を見たくて目黒川沿いを歩きました。
ライトアップされた桜は、夜の川面に影を落とし、艶やかな姿を見せていました。
橋にたち、両側から押寄せる桜は圧巻ですが、私的には、川岸の裏側からみる桜が気に入りました。
本当はそのまま中目黒沿いにある店に入りたかったのですが、この時期はどこもいっぱい。。
後ろ髪ひかれつつも、東山方面にある焼肉屋 で、友人との楽しい時間を過ごしました。



◆東京タワー&増上寺◆
仕事帰りに、急きょ 『東京タワー 』 へ行ってきました。
皆さんには ”心が揺さぶられる場所”ありますか? そこへ行くとパワーをもらえたり、心が安らいだり。
そんな故郷にも似た感覚を覚える場所――なにかあると行きたくなる場所が私にもいくつかあるのですが、
東京タワーは、その中でも大好きな場所の一つです。
いつも東京タワーへ行くと、私は展望台へもいかず、ひたすら下から見上げます。
東京タワーだけに限りませんが、”空にむかって真っ直ぐに伸びていくモノ” を下から見上げると、
「よし頑張ろう」 という気になれるから不思議です。
この日も、東京タワーにパワーをもらいたくて、仕事帰りに立ち寄ることにしました。
ただ、いつもと違うのは、御成門から増上寺の境内を通って向かったことです。
増上寺から東京タワーまでは緩やかな坂になっています。その坂を上りながら、

ライトアップされ凛とした東京タワーと、柔らかい桜のコントラストが、なんとも贅沢な空間でした。
どの季節の東京タワーもそれぞれ良さがあり好きですが、いつにも増して暖かい気持ちに包まれた時間でした。



◆石神井公園◆
旦那と石神井川沿いを歩き、公園まで散歩しました。
とにかく天気もよく桜のボリュームも増し、まさに春爛漫!!
川沿いは花見をする家族、恋人達、仲間達であふれていました。
目黒川も増上寺も夜桜でしたが、やはり晴天の桜も良いものです。
桜のアーチの中をゆったり歩くと、自分がここ日本で生まれたことを本当に良かったと感じてしまいます。
それにしても、こんなに国民の心をつかむモノって他にあるのでしょうか。
この季節になると皆ソワソワして、花見をしないなんて非国民みたいな(笑)
もともと徳川の八代将軍吉宗が飛鳥山公園で始めたのが花見の最初だそうですが、
それが250年以上たった今も続いているなんて・・・吉宗さんも粋なことをしてくれましたね。
この日、私達はケツメイシの ”さくら ” を口ずさみながら散歩しました。
ただ 「さくら舞い散る・・・」 までしか歌詞がでてこない二人でしたけど(笑)

石神井



桜が美しく咲くのは、ほんの数日。
あの圧倒的な美しさの中に、その儚(はかな)さがあるからこそ、誰もが心に刻むのでしょうね。
来年も、また見たいと。


また来年も桜のベールに包まれたい。
もう、そうやって一年先を心待ちにしている私がいます。

単純なフレーズ

昨日、見ず知らずの方から、ステキな一言をもらいました。


取引先からの帰り、地下鉄丸の内線に乗りました。
時間は18:30くらい。
ちょうど帰宅するサラリーマン達で車内はごったがえし、皆一様に疲れた顔をしていました。
もちろん私も・・・それでなくても一日の疲れがピークをむかえる頃。
ターミナル駅までの4駅を、なんとかやり過ごそうと立っていました。


それは、手間の駅を出発した頃でした。
よくある車掌の車内アナウンスが流れはじめました。



  「次は、○○駅~○○駅に停車します。右側のドアが開きます。」



たぶん、そんなアナウンスが普通に流れ、私もボーーと普通に聞いていました。
そして・・・



  「皆様お疲れのところ、電車が込み合いまして、大変ご迷惑をおかけしました。」



ん!?
一瞬なにがおこったのか、よく分かりませんでした。
でも、なにかが私の心にじんわりと広がりました。それは芯から冷えた体を温泉にひたした時のように。
私は頭の中で、反復していました。「皆様お疲れのところ・・・皆様お疲れのところ・・・。」


そうです。
私の心は車掌のウィスパーボイス!?に、反応していたのです。



よく、事故などで電車が遅れると、
 「皆様お急ぎのところ、大変ご迷惑をおかけしました。」 というアナウンスが流れます。


よく、朝のすし詰め満員電車では、
 「本日は電車が込み合いまして、大変ご迷惑をおかけしました。」 というアナウンスも流れます。



でも、事故で遅れたわけでもなく、満員電車でもない、適度に混んだ普通の電車で
最近の東京メトロは、こういうアナウンスを流してるんでしょうか?少なくとも私は初めて聞きました。
ともすれば、サラッと聞き流しそうなフレーズなのですが、車掌のささやかな心づかいが感じられます。


一日の疲れた心には、意外と単純なフレーズが染み渡るものなのかもしれないですね。
私も、”おはようございます” や  ”お疲れ様でした” という、あいさつの基本や、

”ありがとう” や ”ごめんなさい” という気持ちを、周囲の人達にちゃんと伝えつづけていきたいと思いました。

逆さの風景

最近、気分をリフレッシュさせる、新ワザを発見しました。
それは・・・ 『逆立ち』 です!


新年が明け、ゆっくり動きだした仕事も、ここ最近はペースも急ピッチにあがり、随分と立て込んでおりました。目の前にある仕事をバッタバタと片付けていくことはもちろん、2006年のアクションプランを練ってみたり、なにかと思考回路を使うことが多くなっていました。そして今週。なんだか息詰まり感が自分のなかで溢れはじめました。もっと考るべきこと、決めなければならないことが山ほどあるのに、全然良い考えが浮かばない。全然前に進まない。だから発散したくなったのです。


「さーて、どうやって発散させようかな?」そう思ったのは、平日帰宅して入浴もした後でした。今からできること・・・そう思った瞬間に、2つのことが頭をよぎりました。



①でんぐり返し
②逆立ち



でんぐり返しは、リビングで出来なくはないですが、痛くないように何かを床にひかなければなりません。そこで②逆立ちをやってみることにしました。逆立ちなんて小学生ぶりくらい。普通に足を壁にむかって蹴り上げれば良いんだよな~と思いながら、エイッとやってみました。でも1回目は失敗でした。思いっきりがたりなくて、壁まで足が届きませんでした。そして2回目。今度は成功!でも・・・その瞬間にメガネがズリ落ち、パジャマもズリ下がってきました。そして3回目。メガネは最初から外し、パジャマもズボンの中へ・・・今度こそ正真正銘の成功です!!そして次の瞬間、私の前には、別世界が広がりました。


コゲ茶色の床が天井で、白い天井が床で・・・
当たり前といえば当たり前ですが、いつも見ているリビングの風景が、真逆に映ったのです。それは時間にして20秒くらいだったでしょうか。自分がイメージしていたより=つまり小学生だった頃より体が重く、長時間は続けられなかったのですが、その間なにか不思議な感覚に包まれました。そして逆立ちから戻った時、頭がチカチカしながらも、それまでモヤモヤしていた気分が、薄っすらと晴れていくような気がしました。



翌日、仕事に戻った私は、まるで前日までとは違う私のようでした。あんなに良い考えが浮かばない、前に進まないと思っていたことが嘘のように、スイスイ進んでいくのです。皆には少し恥ずかしくて言いませんでしたが、私は内心確認していました。これは 『逆立ち』 の効用だと。


”物事はあらゆる角度から検討しなければならない”とはよく言われることですが、実際そのように試みても、意外と視点を変えられない事ってありますよね。疲れていたり、目の前のことで、いっぱいいっぱいな時には特に。そんな余裕がもてない時があります。まさに昨日までの私がそうだったのですが、逆立ちがそれを解消してくれたと言っても言い過ぎではないように感じました。


”強制的に視点を変える” それを体に体感させる ⇒ ハッキリと脳が自覚する。

うまく説明できませんが、そんな感じでした。頭で考えていても上手くいかないように、頭で視点を変えなければと思っていても上手くいかない。そんな時には強制的に本当に視野を変えてみる。すると脳が、あぁ~そういう事か!と自覚するのでしょう(笑) 


なにわともあれ、私には効果抜群のリフレッシュになりました。皆さんも、これから何かを考えようとする前に一度、逆立ちをしてみませんか?意外な効用があるかもしれませんよ!

嬉しさと、悔しさと

先週金曜(2月3日)は、節分でしたね。
皆さんは、豆まきしましたか? 最近、東京でも関西地方の「恵方巻き」がやたら流行ってますね。コンビニやスーパーの力の入れようを見ると、なんだか乗せられてるみたいでイヤですが、「今年の方角はどっち?」なんて会話をするのも、それはそれで楽しいものです。それにしても、暦の上ではもう春だというのに、寒い寒い。。。



私は、2月1日~3日といえば、節分よりも中学受験を思い出します。今もそうなのか分かりませんが、当時、東京の私立中学は大概この3日間に受験日が集中しており、私は1日と3日で2校を受験しました。でも・・・風疹(ふうしん)だったんですよね。。。。。


風疹は、水ぼうそう、おたふく風邪、はしか等と並んでよく知られる感染症ですが、よりによって受験に当たってしまいました。1日は微熱程度で実はまだ風疹だとは気づいていませんでした。2日に病院へいってみると、なんと風疹との診断! 先生に 「アナタの人生がかかってるから止められないけど、普通なら行かせない」 と言われたことを良く覚えています。3日に受験する学校が第一志望校だったんですよねぇ。


結局、高熱はあったものの、まだほとんど発疹がなかったため、強行することにしました。(周りにいた方ゴメンなさい m(__)m) しかし案の定、筆記試験中は集中できない、体力測定はフラフラ、面接でもボーとしてしまってダメでした。(仮に風疹じゃなくても合格できていたか分かりません) そんなこんなで、結果としては1日に受験していた学校に合格でき、その後の中学・高校の6年間をそちらで過ごすことになりました。



あの時の合格・不合格という明暗は、そのまま ”嬉しさ” と ”悔しさ” という二つの感情を同時に味わう、人生で初めての貴重な体験となりました。



3日の試験終了後。
  私はこの時点でダメだと思い、帰り道で悔しくて泣いてしまいました。
1日の合格発表日。
  自分の番号を見つけ、嬉しさのあまりここでも泣いてしまいました。



まったく逆の理由で泣いた私に、母は言いました。



「アナタに、この喜びを早く教えてあげたかった。
一生懸命に努力しても、自分の思い通りにならないこと、悔しいこと、悲しいことはある。
でも同じように、こういう喜びがあるってことを忘れないでね。」と。



その後、大学受験や就職活動の時も、同じように悔しさと嬉しさを味わっていますが、私は小学生ながらに初めて感じた、あの感情の交差と、母に言われた言葉を、いまも鮮烈に思い出せます。


ここ最近は、お受験の低年齢化が進んでおり、賛否両論あるかと思います。実際に経験した私でも、どちらがいいのか正直分かりませんし、自分の子供に受験させるかどうか分かりません。でも、少なくとも親に受験を通して伝えたいものがあれば、子供にはちゃんと伝わるし、幼いながらも感じ取れるものがあると思います。それだけでも、十分に意味があるように思いました。


そんなことを考えた、節分でした。

2006年 目標

新年あけまして、おめでとうございます!
今年が皆さんにとって、良き一年でありますように・・・
といっても、すでに半月が経ってしまいました。。


さて、2006年の目標!!
”一年の計は元旦にあり”と言いますが、私も迷いながら決めました。



『メインテーマ』
 2006年 今年の私が一番好き



そう言える一年にしたいと思います。
でも具体的な目標は、実は大げさな目標ではありません。



『詳細目標』
 ◆英語力をつける
 ◆読書をする
 ◆習慣の見直し
   ・一日の始まりを余裕をもってスタートさせる=1時間早く起きる
   ・つねに部屋の中をキレイにしておく=掃除・片付けを好きになる
   ・家計簿をつける
   ・風邪をひかないようにする=バランス良い食事・適度な運動を心がける
 ◆いつも笑顔と、穏やかな心を



これなら、なんとかなりそうな目標です(笑)
実は、最初ものすごくハードルの高い目標設定をしました。
でも・・・今年はそういう気分じゃなかったんです。。
目前に、人参をぶら下げて走る時期は過ぎたように感じました。


それよりも、自分自身を充実させるものを柔軟に取り込み、無理せず行える。
一つ一つを積み重ね、2006年を振返った時に、いつしか良い癖や習慣として身についていたらいい・・・
そう思える目標にしようと思いました。
そして、”今年の私が一番好き”だったと言える一年を過ごせればいいと。


来年を、あたたかい心と笑顔で、迎えられますように。

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