今日は雨…。
なんだか憂鬱なこんな日。
映画を観ました。
青山真治監督作品。
ARATA主演 萌え…
ええ、ええ、それで観ようと思ったですよ。
理想の結婚相手と思っていた恋人にふられたばかりの主人公。
恋人に振られたを認められない彼女は、
自分自身の愛情が本物かどうかも考えないまま、
何とかして関係を元に戻そうとする。
もうストーカーばりに。
一方で、自分の進むべき道が見えなくなり、会社を辞めてしまうARATA。
主人公と偶然知り合ったARATAは、ある意味では病的にさえ見える主人公を、
それでいい、と受け止める。
そして、彼女が自分に欠けていた何かを与えてくれるような感覚を抱いて、
主人公が他の男と結婚しようとしているのを承知で、深く愛し始める。
現代に生きて、恋に仕事といった誰もが抱える悩みを持つ彼らが、
お互いに出会ったことで、自身の思いに正直に生きる勇気を与えられ、
新しい生き方を発見する。
この『森』というのは、誰の心の中にでもあるであろう、
本当の自分が居る場所を表しているそう。
タイトルの『シェイディー・グローヴ』というのは、
「影のある森」という意味。
無意識にその"森"を共有した主人公とARATAが、
そこでお互いを見出した時、
彼らにとっての新しいラヴ・ストーリーが始まる。
夏目漱石の『虞美人草』をもとに作成されたそうです。
映画自体はなんとなくもったりと、ゆったり流れるかんじで進んでいきます。
あまり好きじゃない人には眠たいかも…。
森の写真とか、映像がきれい。
わりとミニシアターまったり系は好きなんで、癒されますた。
ARATAが観られて満足な私…。てへ。