『スチームボーイ』 | ヌルントゥルン♪

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ゆっくりゆっくり。

目覚めると、生憎の。 


外からは車のタイヤが水飛沫を上げている音が聞こえてくる。 


『窓を開くまでもないな…』と思い、 


念のため、今日のサークルがないことを確認して2度寝した。 


起きたのは昼前。 


なんだかダラダラ過ごしてしまうことになりそうだ。 


『そういえば…』と思い、Piyoに借りてたDVDを観ることにする。  


スチームボーイ』だ! 


『AKIRA』で非常に有名な大友克洋監督の長編アニメ。 


『メトロポリス』とか『MEMORIES』なんかにも携わってる。 


結構好きなので劇場に観にいこうと思いつつ、 


つい公開期間を逃してしまっていたのでふ。 


うぬぬ。 


パソコン君も新しくなって、やっとDVDがまともに起動するようになったし。 


 


舞台はロンドン万国博覧会を目前にひかえた19世紀イギリス。 


祖父と父が発明家である主人公のもとに祖父から 


『スチームボール』と呼ばれる金属のボールが届く。 


そのボールを奪おうとする黒服の怪しげな男たち。 


主人公は祖父の言いつけどおり、そのボールを守ろうと 


家を飛び出す!!  


蒸気機関がメインの発明の時代。 


『科学とはなにか?』と問いながら、 


父と祖父との考え方の違いに翻弄されつつ、 


未来へと進む少年の姿が描かれている。 


大きなテーマとしては『科学』と『戦争』だ。 


科学の進歩によって人間にもたらすものは何か? 


その利用方法は…??  


正しいのは何か??? 


本編終了後のエンドロールも観ていて考えさせられる。 

  


映像は『AKIRA』とは違ってサイバーなかんじじゃなく、 


むしろ宮崎駿監督作品のようなどことなく懐かしさも感じる。 


蒸気機関車や飛行船、スチーム城とよばれる城の映像は 


『ハウルの動く城』や『ナウシカ』『ラピュタ』に出てくる戦艦に近い印象を受けた。 


街の景色はほんとうに細かい絵で美しさも素晴らしい!!

 

個人的に☆スコットランドヤードの登場に、 


『名探偵ホームズ』を思ってしまった…。  


『スチームボーイの誕生編ともいえる作品』とあったし、 


続きあんのかな~~~?? 


なかなかよかったですわん。  

 


明日は晴れるとよいな~~。