欧米でラーメンが流行ってるって聞いたことあるかしら?
ニューヨークで博多ラーメン一風堂が人気とか、
ロンドンの豚骨ラーメン屋さんに毎日行列ができるとか。
ラーメン自体は、
わたしがヨーロッパに住みはじめた20002年にすでに結構あった。
でも最近人気が出ているのは「日本の味そのままの本格ラーメン」。
日本でラーメン食べたことがない外国人向けの味じゃなくて、
日本人が食べてもおいしいラーメンが流行ってるんだって!
わたしもこの春パリで豚骨ラーメン「なりたけ」に並びました。
千葉に本店があるお店らしいのだけど、日本ではぜんぜん知らなかった。
でもパリのお店がおいしすぎると話題になっていて、
2年前にはじめて行って感動したの。
今回も麺2倍の大盛りを頼んで完食!!
ウェイトレスのお姉さんに、
「食べきったんですか! すごいですね」って言われた。笑
2年前にも同じこと言われたんだよね。はは。
さて、前置き終了。
なんとこのヘルシンキでも、
ラーメンが流行るかもしれない兆し的なものが見えてきたの。
まずは今春オープンの、
たぶんヘルシンキで初めてのラーメン専門店、ファットラーメン。
新聞に載ったインタビューによると、
フィンランド人のオーナーはとくにラーメンファンというわけではなくて、
最近ヨーロッパでラーメン屋が流行ってるから開店を思いついたそう。
ヤンネが行ったときの記事はここ。
ちなみになんでヤンネがラーメンを語れるかというと、
日本滞在時の記事はここ。
で、つい先週また新しくラーメン専門店ができました!
はい、まず前菜!
え? タコ焼き?
ラーメン屋でタコ焼き?
って言わないでね。
外国では、日本文化はしばしば歪曲して伝わることがあるのです。
ま、頼んだのは我々なんだけど。
餃子&タコ焼きは、
まあ日本国外で食べたらこんなものかなというお味。
でもふだん食べられないものだから、それでもうれしいっ。
で、ラーメンきましたー!
ヤンネは豚骨、わたしは担々麺。
わたしのスープはおいしかったよ!!
期待値(これまでの経験をへて、ものすごく低い)を大きく上回る味にびっくり。
ヤンネのスープは、
豚骨だと思って食べても豚骨の味はしなかったかなー。
そして麺……袋入りラーメンの麺に果てしなくそっくりです。
ま、それでも、
ぜんぜんタイプの違う中華麺よりはましなんだけども。
まだロンドンやパリのレベルにはぜんぜんたどり着いてないけど
(そもそも本格ラーメンをめざしてる店じゃないと思う)
でもヘルシンキでラーメンが食べられるというのはやっぱりうれしい。
結論:ぜんぜんアリ。また行きます!!
ここはMomo Tokoっていうお店で、
餃子+タコ焼き+ラーメン2杯で42ユーロ=約5800円。
ヘルシンキへの短期旅行中に食べる必要は、うん、まあ、ないと思いますな。
ヘルシンキのプライベートガイドです。
7月~9月はおかげさまで連日すべて売り切れでした!
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