まじめな時がたまにあったり大抵はオタクだったり根暗だったり節操もモラルもなにもないどうしようもないブログ。
今は昔留学ブログだったころもありけりと伝え聞くことさぶらうが、いまもはやみるかげもかたちもなきにあななげかわしきことなりけるかな
TVがCMの間に暇つぶしにでもどうぞ。
閉鎖のお知らせ
突然ですが、2週間後を目途に閉鎖することに致しました。
今までコメントいただいた皆様、本当にありがとうございました。
このブログを通じて沢山の出会いがあったことを感謝しようと思っております。
閉鎖の理由については、管理人私事でいろいろありますが、
詳しくは閉鎖前にもう一度しっかりと説明できたらと思っております。
大変勝手で申し訳ありませんが、
今まで大変ありがとうございました。
2008年1月27日
管理人
【ふと振り返る】絵本とフェティシズム?
先日、友人と本屋めぐりをしました。友人が絵本好きなので、何年ぶりかに児童書コーナーで絵本を手に取りました。
でうろうろ回っていたら、自分がチビなころ、今とは全然別の感覚で絵本を読んでいたのをふと思い出しました。
絵本といえば、昨今のヒーリングブームの中では、
素朴だけど心温まるストーリー、人間の原点や本質に迫る哲学、
はたまた絵本作家の美しい筆遣いの挿絵などが注目され、ささくれた大人の心にも水分を補給してくれる癒しアイテム・・・というポジションにあるような感じですよね。
私自身も絵本コーナーに行った時、かわいらしいストーリーやパステル調の絵のノスタルジーに癒されたい~とか思って手に取ったわけですよ。
あと、「百万回生きた猫」みたいに何だか深い話の絵本も探してみようと思っていたわけですよ。
で、ふと友人が「この絵本好きだったんだ~いいよ~」
と言って見せてくれた本があったのですが、それがただひたすら「ひこうきがとんでいく」で似たような飛行機の絵が4ページくらい続いていて、それでおしまいという本だったんです。
絵はまあまあ可愛いけれど、チビッコはこういう絵本のどこがいいのだろうか?と、疑問に思って、おぼろげながら自分の記憶をたどってみました。
ノンタンとかも好きだったけれど、記憶によく残っているのは「もこ もこもこ」という絵本です。
ひたすら地面がもこもこ盛り上がって、巨大なコブができ、最後は破裂してオシマイという、今思えばえらい前衛的(?)な本です(笑)。
なぜ地面が盛り上がるのかすら何も説明されておらず、「もこもこ」とかいう効果音しかない本だったのですが、当時読んでたころは、次のページだと何が起こっているのだろう、とドラマチックさを感じていたような気がします。
ついでに言うと、記憶力が発達していないせいか、何度読んでも次のページの展開をすぐ忘れたので、毎回読むたびハラハラしていたような(笑)。
で
展開や話の流れもよく把握できていないころ、何に注目していたかというと、
描かれていた図形とか、「もののカタチ」に魅了されていたような記憶が・・・。
たぶん、話の筋とか全体が把握できない代わりに1ページ1ページを見るときにものすごく集中して、「このまるのかたちがイイな~」とか「この三角がかっこいい」等々、カタチにこだわっていたような覚えがあります。
図形フェチみないな感じで(笑)。
飛行機の絵を見ても、「飛行機」ではなく、三角(羽)と長細い丸(胴体部分)の集合体にしか見てなかったような。
たいていの物体を丸と三角と四角とかの図形の集合体として認識していましたね~。
なので、一見ストーリーが「?」という感じの本でも、1ページ1ページを凝視して「このぐるぐるがイイ」とか一人で悦っていたんでしょうな~。
ページごとの場面がつながっていて、絵本にはストーリーがあるという認識ができたのは年長さんくらいになってからだったかなあ。それまではひたすら図形フェチだった気がします。
そんなマニアックな幼児は私だけかもしれませんが、世の中にはそういうフェチ幼児(?)向けの、ただ1ページに丸が描いてあるだけの小さな絵本もあるそうです。
こういうのも、大きくなってしまってからはなかなか味わうことのできない感覚ですよね。
少なくとも、大人になってから絵本を見るとき、美しい丸や三角を求めて本を手に取ることはないですね(笑)。
まあ、図形フェチだったのも、まだまだ世界に知らないものが多いから、飛行機の絵を見ても「空をとぶ乗り物」と認識できずに、丸と三角の集合体にしか見えない、というのもあるかもしれませんね。
と
ダラダラ長く書いてしまいましたが、幼児のときのものの見え方と、大きくなってからのものの見え方の違いって面白いな~、と絵本を通じて思ったのでした。
・・・・なんだかフェチがどうのこうの言っていたら、岸田秀さんの本とかをもう一度読みたくなってきたというか・・・。
フロイトについて書いた本とか「ものぐさ精神分析」という本を出している方です。
高校生のころ読んでみて「そんなこたあないだろう~」と共感できなかった覚えがあるのだけれど、今ならどうかなあ・・・やっぱりわからないかな(笑)。
とりあえず、「精神分析」とか言っても読めばうつ病が治るとか心が軽くなるとかニートでなくなるとかそういう分野とはちょっと違う本だったような・・・。
まあ、ともかく、話がそれましたが、
乳幼児が目の前の世界をどういうふうに認識しているかどうか、という話は面白いですよね。
【音関連】音に関する今昔
ふと振り返ると、iPodを持ってから、なんだかめっきりお部屋のコンポを使わなくなった気がします。
iPodだと、いろんなCDをちゃんぽんしてお気に入りの曲順でストックしておいたり、好きなアルバムを指先ひとつでいつでも呼び出せるからでしょうね。
iPodを持つ前は、お気に入りの曲順CDを作って焼いたりMDのLP4を活用していたのに、リッチになったものです。
昔は、「いつでもその日の気分に合わせてパソコンの中に入れておいた曲を持ち歩こう!」みたいなキャッチフレーズはなんちゅう贅沢な、とか
そこまで便利にしなくてもMDで十分さ!とか、
MDやカセットのような『入れ物』を介さず直接ファイルをプレーヤーに移すって何だか実体がない感じでやだな~とかとか、
やたらアナログなことを思っていたのに、慣れてしまうと昔のやり方が煩わしくなってきてしまうという恐ろしさ。
便利に慣れてしまうのも気をつけないといけないなと思います。
そういえば、音関連事業の進化の過程で昔、MDが聴けるVAIOとかも登場したこともあったような。
まだそれほどMP3プレーヤーとかが普及していない頃、
「いつでもその日の気分に合わせてパソコンの中の音楽をMDに移して持ち歩こう!」という機能だか何だかだったような・・・。
似たようなパソコンはLL教室等でも見かけることもあると思いますが、そのVAIOは今はどうなったことやら・・・。
時代の流れは残酷ですなー・・・・。MDやCDもすきなんですけどね。
しかし便利になっても横断中にiPod聴いてはいけませんね。
あと、電車の中もそんなによくないですよね。
そんなわけであまり電車では携帯音楽プレーヤーを使ってません。
もっぱら家でヘッドフォンにつないでiPodを堪能という根暗ライフ。
・・・使い方まちがってますなー(笑)。
【元旦はあと1時間ですよ】ギリギリあけおめ滑り込み
あけましておめでとうございます。
ご来訪いただきましております皆様、今年も宜しくお願いいたします。
と
元旦の午後11時に言っててすみません・・・・
きょ、去年の反省が生かされてないですNE!
この元旦は、久しぶりに着物を着ましてあっちへフラフラこっちへフラフラしていた1日でした。
着物を着ると気が引き締まっていいですね。
背筋もシャッキリしますし。
が、顔まで引き締まるのか、写真を撮るときに表情が硬いと言われ続けた1日でした・・・・
いや、ハナがたれそうになるのを必死で我慢こいてたんですよ実は・・・
みなさまも鼻かぜには気をつけて良い1年を~
【長々と】放置してすみません・・・
年の瀬です。
ごそごそモソモソしているうちに1年は過ぎてしまうものですね。あなおそろしや。
まだ1年の締めには2,3日早いのですが、今年の大反省大会をば。
来年の抱負というものの前には反省が不可欠です。
目標監理というのは足りなかったところを補うことからはじまります。たぶん。うん。
(と口だけは偉そうに言ってみる。)
そんなわけで
今年の大反省、それは
本をあまり読まなかったこと。
これは大失敗だな~と。
元から積読人間で買った割りに読んでないという傾向はあったのですが、今年は平均1ヶ月に1冊きってます。
でも本当に、本を読んでないと語彙力が落ちると思いました。話すことに於いても、また書くことに於いてもです。
そんなことになるとは今まで予想もしていなかったので驚きました。
(※自分の語彙力や文章力に自信があったわけではありません。ただでさえ元からそういうスキルが低いのに、この1年『集中して本を読む』というのをやらなかった果てにドンドンと落ちていくのを実感したのです)
怖いですねー。
英語等の語学分野でも、継続的に何か読むのをやめたらボキャビルが衰えること衰えること。
言語分野の緩やかな退化に恐怖を感じた1年でした。
紙媒体を集中して読むことは大事ですね。
(根拠のない話ですが、紙媒体読んでる時とPCのディスプレイ上の文字を追っているときでは感覚的になんか違うなと思います。)
ありきたりだけど、衰えてみてはじめて痛感しました。
あ、それから
もうひとつ今年の反省点。
・・・・・・・せっかく書き綴っているブログをもっと大事にしようと思います。
ゴタゴタすることが多かったとはいえ、放置しすぎてすみません(汗)。
他にもデジタルの面での反省点は多いです。
大量に蓄積されていくデータをきちんと整頓していくという基本事項ができてないことにより、いろいろ痛手を感じた2006年でした。
あ、具体的にはですね、ファイルの整理とかメールとか(苦笑)。
(今までどれだけアナログ人間だったんでしょうね。そんな奴もブログでネット世界に出れるようになったから怖い世の中です)