これから「趣味」の話をしよう。第1話 | 大阪 藤井寺 美容室 LIDDELL(リデル) の ブログ

これから「趣味」の話をしよう。第1話







みなさんこんにちは。

リデルのスタッフの趣味を紹介するコーナー。
【これから「趣味」の話をしよう。】


第1話はいつもブログを更新しております彩葉がお送りします。


私はなにかと多趣味で、というか新しいことが好きで、そしてハマり性の凝り性です。


そんな私が子供の頃から一貫して好きなのは「漫画」
今や日本が誇るオタクカルチャーです。

部屋には大量の漫画が本棚に積まれており、あぁ地震があったら埋もれて死ぬなぁと思っています。
好きな漫画は何十回でも読めるので買う派ですが、話題になっている漫画は漫画喫茶などでも読みますし、ゆっくり読みたいときはレンタルもします。

漫画好きのお客様は、今度私に話をふってみてくださいね。
だいたいどんな話にでも乗っていけます。知らないものを教えてもらうと喜びます。



それでは、そんな私が好きな漫画を5作紹介させていただきます。










まずは岩明均の「ヒストリエ」

岩明均は天才です。



メジャーなのは「寄生獣」。

正直寄生獣はダントツの1位なのですが、最近のメディアミックス加減に
天邪鬼な私はヒストリエをご紹介することにしました。

マケドニアのアレクサンドロス大王に仕えた、書記官エウメネスが主人公の
いわゆる歴史漫画なのですが、岩明均が描くと歴史漫画でもなんでもないんですよね。

ゾクっとくる展開とコミカルにわざと描く表情、エグさと知的さが混在し
この作品にしか出せない独特の空気感があります。


私はもうこの人が描く主人公に毎回骨抜きでして…エウメネスくんにメロメロなんですね。
ハンサムで(私にはそう見える。)賢いんですよ。

絵に個性がありますが、それもこの人の計算だと思います。
コマ割りに異常な間が取られていて、他の漫画とはテンポが違うんです。



読まず嫌いせず、読んでみてください。
(ほんとは寄生獣から入るのがオススメですよ★)










次は高橋留美子の「高橋留美子劇場」




言い忘れてましたが、私の好きな漫画には共通点があって
「キャラが起っていること」です。

面白い漫画、はたくさんあっても、好きな漫画になるにはこの条件がいります。



高橋留美子はキャラクターをつくる天才です。



どのキャラクターも一様に愛らしく、ぬけていて、素敵!
もちろん「うる星やつら」も「めぞん一刻」も「らんま1/2」もおもしろいのですが…



とにかくこれですよ「高橋留美子劇場」。

ビックコミックオリジナルで単発で連載されてるやつなんですけどね。
大体において、冴えないおっさんが主人公なんですよね。











中でも好きなエピソードは「赤い花束」


宴会で腹踊りをしている最中に心筋梗塞で亡くなったおじさんの話。
おじさん、お腹に落書きして頭にネクタイ巻いたままで幽霊になってるんですよ。
全然自分が死んだのを悲しんでくれない家族や、喫茶店のマスターとの浮気疑惑がある妻。
すごくむなしいおじさんなんです。



でもね、すごく素敵などんでん返しが待ってる。


これぞ高橋留美子節。じわっと胸が熱くなる。



読んでない人は、是非。










イチオシは林田球の「ドロヘドロ」


グロでハードコアな世界観を圧倒的な画力でかきつつも、飄々としたチャーミングなキャラがわんさか出てくる。読んでる方はもう何を読まされているのか…とにかくカイマンかわいい!かっこいい!


主人公は魔法で顔をトカゲに変えられた大男「カイマン」。
見た目はワニなんですけどね、これがもうかっこよくてかっこよくて…
何度カイマンと付き合いたいと思ったことか。

相棒のニカイドウがこれまたかっこいい。
一応女性なんですけど、ムッキムキで喧嘩強くて女じゃないんですよ。
ニカイドウにならカイマンをあげてもいい。




林田球はユーモアの天才ですね。




これはもう説明するもんでもなんでもないので、読めたら読んでみてください。
それはまだ……混沌の中。それが……ドロヘドロ!










↑私の仕事用バックにもドロヘドロの生首ストラップがついてます。

以前神戸コレクションのバックに入らせてもらった時に、モデルの光宗薫ちゃんが
「ファンなんですか?!」って聞いてくれたのが良い思い出です。
彼女もドロヘドロファンで、ヘアセットしながら大盛り上がりしました。










冨樫義博の「レベルE」


まぁ、もちろん冨樫義博も天才ですね!

この人は本当にどうしようもない人です。笑



「幽遊白書」のキャラクターの完璧さは神。
暗黒武術会編も好きですが、私は魔界編の「こいつ、やりたいことやってやがる」感が好きです。



でその天才がですね、自分勝手にやりたいことやった結果がレベルEですよ。


全部自分ひとりで描くとか言って、週刊少年ジャンプに、週刊で載せず月1回で載せた作品がこれです。笑
もうどうしようもない冨樫が大好きです。


でもさすがにクオリティが高くて、冨樫の趣味が丸出しになっています。

そして何よりあの「バカ王子」の本名が最終話で明かされた時に私は度肝を抜かれたんですね。

この人はやっぱり天才だ!って。



何言ってるのかわからないと思うので読んでみてください。
全3巻なので手を出しやすいです。


冨樫の世界観を存分に味わえます。












最後は荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」で締めさせて頂きます。


荒木飛呂彦の漫画はァァァァァァァアアア 世界一ィィィイイイイ


とシュトロハイムばりに叫ばせていただきます。




荒木飛呂彦様は天才です。




ジョジョは漫画の中ではもはや殿堂入り。
好きとかおすすめとかではなく当たり前のものです。


ジョジョの魅力がわからない方には、是非画集をみていただきたい。
荒木飛呂彦の世界観と色彩、ポージング、構成の美しさ。
美意識がずば抜けているのです。



一番好きなのは第四部「ダイヤモンドは砕けない」


仗助最高。魅力的すぎる。
そして億泰、康一くん…なんといっても岸辺露伴!!

露伴ちゃんほどのキャラクターは他にはいないでしょう。
個人的にはドラゴンボールのベジータのような愛らしさを感じます。

吉良吉影もキラークイーンも、ずば抜けたかっこよさ。
日常に潜む恐怖というサスペンスホラー的なテーマも素敵!



でも実は二部のジョセフのあのやんちゃぶりもラブ!ですし
五部の群像劇も最高。(アニメ化したら一番女受けが良さそうな部)
六部の強くてかっこいいジョリーンもいいし、アナスイとウェザーがハンサムすぎて死ぬ。
かと思えば七部ではジャイロが色気マックス!
八部で森王町が帰ってくるという…あんたは天才か!



語りだしたら朝までタイピングできるのでこのへんで「アリーヴェ デルチ!(さよならだ)」








↑これ私の部屋の壁です。
ジョナサンとエリナの愛の証があります♡










どうでしたでしょうか私の趣味の話。
初回にしては突っ走りすぎたと多少後悔しています。

それにしても趣味の話ってすごい。
書いても書いても書き足りないくらい、まだまだ書けるけど自重しています。

普段、ブログには何かこう?と思っているのはなんだったのか。
これが趣味の力なのですね。




漫画好きのお客様、ぜひわたくし彩葉をご指名くださいませ。
存分に漫画トークをさせてください。


そして今回は「漫画」にしましたが。
もちろん、アニメ、声優、ラノベなどなど…派生ジャンルも盛りだくさん。


お客様とのトークを楽しみにしております!



LIDDELL スタッフ彩葉


第2話は誰でしょうか?お楽しみに!
To be continued....





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