今日は仕事復帰。
朝から埼玉県川越市にある城北埼玉高等学校フロンティアコース・創作ミュージカルプロジェクトの授業です。
先日、書き上げた曲も含めて、まずは音楽合わせ。楽器隊の生徒たちも交えて、固めていきました。新曲は音取りから指導。「難しい」と言いながらも、一生懸命に自主練をしていました。
その後は、いよいよラストシーンに着手。音楽に合わせながら対決シーンのミザンスを付けていきました。
ラストですから、ここはしっかり「見せ場」としてカッコいいシーンにしたい。かなり細かく動きを付けていったのですが、主演の生徒2人、頑張って食らいついてきていました。結局、1時間かけて半分まで。でもかなりの進度で、来週には最後までいけそうです。
一方で、エピローグの作りが甘いことを台本担当に指摘。書き直しを要請したのですが、何故か渋っていて、話は平行線に。
たぶん、実際にやってみればわかるのですが、このままだとエンディングを迎えられないのです。何故なら舞台の場合、テレビドラマや映画のように「バン!」とシーンをカットして終わらないから。舞台経験がない彼らにとっては、イメージがどうしても映像寄りになるので「拍手をもらう」という感覚がそもそも無いのかもしれない…
「拍手をもらえないと
劇は終われない」
この辺りは、実際にやってみて気づいてもらうしかないのかな…。もしくは別の回避方法があるのかもしれない。まだまだ可能性を狭めずに、僕自身も挑戦していきたいと思います。