初めて公募された国民生活センターの理事長について、福島消費者相は30日の記者会見で、「応募のあった33人の中に適任者がいなかった」として、応募者以外から選考すると発表した。

 現在の中名生(なかのみょう)隆理事長が31日で退任することから、4月1日から当分の間、理事長は不在となる。

 中名生理事長が今年2月、任期途中での辞職を表明したことを受け、消費者庁は一般からの公募を行った。3月1日までに公務員OBを含めて計33人の応募があった。大学教授など外部の有識者5人による選考委員会で、書類審査や面接試験を実施してきたが、適任者がいないという結論になった。

 今後、福島消費者相ら政務三役で適任者を選び、改めて選考委員会で審査をする。

 福島消費者相は「改革の熱意のある人をすみやかに選びたい」と話している。

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