2-5
ちょっと鈍いって言うか、女の子に関心なさすぎって言うか…。の後。

主人公はがっかりしかけたが 沖田さんが自分を見つめている事に気づく。
(もしかして 私だってわかってくれた?)
とドキドキする主人公。
その視線に気づき 何故かw手を振る沖田さん。
「あ…。いや、きれいな人だなと思って」
照れたように沖田さんが目を逸したので 主人公は思わず頬を染める。
「島原は竜宮城みたいだ。乙姫さまや舞姫さまが大勢いらっしゃる」
「その中でも 特別に貴女はきれいだ。お召し物も良く似合っています」
ドキドキしてうつむいて お礼の言葉も 小声になってしまう主人公。
(私のことがきれいだって…。お化粧しているから?綺麗な着物を着ているから?)
沖田さんに褒められて主人公は素直に嬉しいと思った。
そこで2-4終了。


3-4
大きく深呼吸して彼の袖の中に そっと手を忍ばせる。
の後。

土方さんが不意に「いい香りがするな」
と言うw
耳元の声に心臓が飛び跳ねる主人公。
「着物に香を焚いているのか。京女は洒落ている」
(本編の副長とキャラが違うようなw)
お礼を言おうとする主人公だが…
「…なんだ、総司」
主人公が顔を上げると、沖田さんが土方さんの腕をつかんでいる。
面白くなさそうに軽く土方さんを睨みつけて
「何でもないですけど…」
そこで2人の掛け合いw
土「なら手を離せ。二人羽織なんて馬鹿らしい姿、他の奴らに見せられるか。さっさと終わらせたい」
沖「…私だって、いい匂いだと思ってましたし…
土「なんだって?」
沖「別に…」
主人公は土方さんから手を離す沖田さんの様子を不思議に思いながら 袖の中に手を差し入れる。
まで。


4-1
彼女は軽く嘲笑した。
商売女か、という目だった。の後。

(蔑むような目で主人公を見るお梅さんだったが)
主人公が着ている着物を見て 悔しそうに唇を噛むお梅さん。
主人公は気付かなかったが 秋斉さんの用意してくれた着物がお梅さんの着物よりも上等なものだったから。
「…ずいぶん羽振りがよろしおすな。さぞ殿方に色目を使うてはるのでっしゃろ」
(お梅さん…嫌味凄すぎ(~_~;))
何を言われたのか一瞬わからず、ぽかんとする主人公より早く、沖田さんはむっとした顔で言う。
「失礼じゃないですか、お梅さん。
彼女はそんな人ではありませんよ」
「華やかで 白粉くさいお座敷でだって 誠実でけなげな人だ。◯◯さんに謝って下さい」
それを聞いて、お梅さんに馬鹿にされた事より 沖田さんが自分を庇ってくれた事を嬉しく感じてしまう。
そっぽを向いて 早口で口の中で謝るお梅さん。
まで。


5-4
沖田さん「全く狂いっぱなしで困ります」の後。


主人公をちらっと見て目を細める沖田さん。
「…そちらのお召し物もその方が?」
「似合いませんか?」と尋ねる主人公に
「…似合っています。すごく」
不機嫌な低い声に花里ちゃんはくすくす笑っているが、訳が分からず狼狽する主人公。
「何か怒らせる事をしましたか?」と聞く主人公に
「怒っている訳じゃありません!」
「私は貴女(◯◯さん)に あんないびつな蝶しか贈っていないのに…」
「さすが島原の置屋の店主は洒落者だなと思って」
「贈って貰ったんじゃなくてお店の着物なんです」と答える主人公
…が、そこで花里ちゃんが
「◯◯はんのために 反物屋から買うたと言うてはりましたえ」と余計な一言w
ぶんっと沖田さんは扇をぶん投げw笑い出すのをこらえて 花里ちゃんが点数を読み上げる。
「野分。ーー0点」
沖田さんはがっくり肩を落とすのであった…
で、5-4終了。


6-5
沖田さんセリフ「行きましょう。お連れの方に悪い」の後。

去ろうとする沖田さんの腕を引きずって戻ってくる藤堂さんと永倉さん。
「ちょっと…!」
と言うお沖田さんの声を無視して
永倉さんは「紹介しろよ。水くせえ」と言い
「立ち居振る舞いも美しい。まるで高貴の女性のようじゃないか」
(高貴な、やと思うんですけど…)
そんな藤堂さんの言葉に主人公は頬を染める。
太夫の名に恥じないように これからは上品で高級な着物を着るようにと秋斉さんが選んでくれた着物だった。
華やかで愛らしい娘の装いではなく 高嶺の花のような美女に魅せると。
(高嶺→高値になってましたw)
馬子にも衣装…と主人公は思う。
沖田さんもどこかそわそわした顔をして 主人公に近づく2人をぐいぐい押しやった。
「…困ります。あんまり見ないで下さい」
「二人が◯◯さんを好きになったら困る」
そんな沖田さんの言葉に二人は爆笑している。
話はよく聞こえなかったけれど 沖田さんは慌てて主人公と枡屋さんに頭を下げる。
「すいません。もう行きますので」
まで。


7-4
無性に不安になって 縋る(すがる)ように彼を見つめる。の後。

眩しそうに目を細めて 沖田さんは主人公を見つめる。
「きれいだな…」
寂しそうに苦笑して
「◯◯さんは どんどん美しくなっていく。…貴方のような人に 不幸せは似合わない」
「今夜のお召し物も素敵です。貴方はお店に…周りの人から大切にされている」
「周りの人の期待に応えて 貴方もきれいになっていく」
「島原の太夫になればもう…。一人の男だけの物じゃない」
「京中の男たちが ◯◯さんに恋をするでしょう」
で 7-4終了。


8-5
真っ青な顔をした沖田さんは 土方さんに支えられて ようやく歩いていた。の後。

沖田さんはふらつく足取りで進んでいく。
鮮やかな主人公の着物が目に入ったのか 顔を上げる沖田さん。
主人公を見つけて悲しげに目をしかめて、ふいと目を逸らす沖田さんに 驚く主人公。
土方さんの大丈夫か?の言葉に
「…はい」
と沖田さんは答え、立ち尽くす主人公の前を通り過ぎていくのだった。
で 8-5終了。 


9-4
どんどん焼けの始まりだった。の後。

新撰組屯所にて。
幕軍の勝利は決まったな、と話す土方さん。
沖「…そうですね」
土「後は敗走した長州兵の掃討だ。一度屯所に戻って…」
沖「…土方さん。なんですか、あれは?」
土「火の玉…?違うな、燃えた着物が空を舞ってるのか…」
沖「…あんな色の着物を◯◯さんが着ていた…」

そこへ新撰組隊士の慌てた声が…
土「何ごとだ」
敗走する長州勢が藩邸に火を付け それが京の町に燃え移ったと言う。
「…なんですって…」驚く沖田さん。
砲撃を受けた堺町御門からも火の手が上がり…との報告に
「大火になるな…」と呟く土方さん。
「…◯◯さん…」
と、沖田さんは走り出す←多分。ここは妄想ですw
「総司!どこに行くんだ、総司!」
(と叫ぶ土方さんの立ち絵)まで。


10-1  
大好きな人の誕生日を祝うように。の後。

お座敷には不思議なカメラを所持しているという噂の 鴻池屋のご主人が。
「吉野太夫」と呼ばれ 主人公は顔を上げる。
前吉野太夫をご贔屓にしていた彼は 主人公の評判を聞きつけ 大阪から会いに来たという。
けれどカメラは所持していないらしく、
「カメラを見たことも聞いた事もないが 太夫襲名のご祝儀にそなたの欲しいものを与えよう」
そんな鴻池屋さんの言葉に主人公は手を付き
「労咳に効く薬を 賜りとうございます」
と 告げる。
「近しい者に患者でも?」そう尋ねる彼に
「私の一番大切な人です」
主人公は答える。
鴻池屋さんは了承し (特効薬が送り届けられる)

太夫になったばかりで やる事は沢山あったけれど 一秒でも早く渡したくて、屯所を訪れる主人公。
「◯◯さん…」沖田さんは驚く。
「どうしたんです。お忙しいのではないのですか?」
そう尋ねられて 主人公は額の汗を拭いながら
「ごめんなさい、早く渡したくて…」
と 特効薬を差し出す。
沖「…これ」「…薬、ですか?」
主「大阪の大旦那さんに頂いたんです。
       良く効くお薬だって」
苦笑を浮かべ 沖田さんを見上げて
未来に帰る為のカメラを探していたが その方が持っていなかったので ご祝儀代わりに頂いた、と主人公は伝える。
が、沖田さんは
「…◯◯さん、労咳なんですか?」
(……かなりの鈍ちんさんですねw沖田さん)
「違いますよ、それは貴方でしょう?」
「私は何も出来ないから…ちゃんと飲んでくださいね」と主人公は言う。
受け取った特効薬をじっと見つめて 眉を下げる沖田さん。
そんな沖田さんの困った様な顔をみて主人公は悲しくなってしまう。
主「ごめんなさい…。
       そのお薬 嫌いでしたか?」
沖「せっかくの太夫襲名のご祝儀を こんなものにして貰うなんて。吉野さんの門出なのに…」
一生懸命走って来た事を伝えようとする主人公を沖田さんは抱きしめる。
「馬鹿な人だ…。綺麗な着物も 高価な簪も手に入れることが出来たのに」
耳元に響く声は甘く 悲しかった。
とくとくと早くなる心音を意識しながら そっと頬を埋めて主人公は言う。
「いいんだもん…。
要らないです、そんなの。沖田さんが元気になってくれれば…」
そんな主人公に沖田さんは
「今度 買います。貴方に似合う着物とか、簪とか。そういう店入った事ないですけど」
生真面目な声に主人公は笑う。
主「いらないです。沖田さんにはもう宝物を貰ったから…」
沖「あんなお手玉みたいなもの…」
主「ひどい。私の宝物に文句つけないで」

ここからラブラブな展開に❤︎
あまりにも長いので省略します(笑)
そして10-1は終了です(*^^*)


11-2
もう三ヶ月近く 沖田さんには会ってないけど。の後。

置屋から揚屋へ向かう太夫は 道中を組んで華々しく向かう。
朱色の番傘を差してもらい 20センチ程の高下駄を履いて、まるでショーの様に島原を歩いて行く。
太夫買えない人達も 人垣を作って見物に来る。
その中に沖田さんが居たことがあり…
「吉野太夫!お見事!」
「吉野太夫!天下の美妓!」
そんな掛け声の中で
「天晴、吉野太夫!」(沖田さんが叫んだ)
主人公はかあっと赤面する。
江戸っ子でお祭り騒ぎが割と好きな沖田さんは いたずらっぽい顔で 主人公に微笑みかける。それを見たのが最後。
まで。


12話は見逃しました…


13-1
元気でいてくれたらいいな…。の後。

「沖田さんのご両親は江戸にいるのですか?」と尋ねる主人公に
「私の父母はもう他界しています。
姉夫婦が親代わりと言ったところかな
「姉は心配性なんです。近藤さんや土方さんが 余計な便りを出していないといいけどな」
そう答える沖田さん。
大事な弟が病気になったら 心配しますよ、主人公は言う。
沖「はは…。◯◯さんは少し 姉上に似てる気がするな」
主「お姉さんに?」
沖「はい。泣き虫の割に 度胸がいいところとか」
主「もう…。誰が泣かせるんですか」
沖「すいません」
沖田さんはおどけて 布団の中で深く頭を下げた。
それを見て主人公も肩を揺らして笑う。
まで。


14-4
彼が泣くところを 初めて見た。の後。

「沖田さん…」
声をかける主人公に
「…見ないで下さい…」
沖田さんの低い声は 震えて掠れていた。
それでも無理に笑おうとして
「…我ながら 情けないです。こんな時にお役に立てない我が身が…」
そんな沖田さんに 主人公は
「何を言っているんですか。近藤さんは沖田さんの身を案じて…」
と言いかけて 沖田さんの手の平を握りしめ
「…そうですよ。お役に立つ為に早く元気にならないと」
これが最後の別れじゃない、きっとまた会えますよ、皆が沖田を待っています
と励ますと
沖田さんは瞼を閉じて 主人公の肩口に頬を埋めた。
透明な雫が主人公の着物を濡らす…
沖「…はい…」
彼の願いに反して これが新撰組の人たちとの 別れとなった。
で、14-4終了。