おまけシーンの大まかな内容になります。

2-1
ぴしゃりと言い切ると~の後。

帯の具合を確認する秋斉さんに主人公がお礼を言うと
「あんさんは三味線よりもまず着物の着方を覚えんとあきまへんな」と言われる。
それに対して高杉さんが
「残念だな。せっかく俺の手で着付けてやろうと思ってたのに」と…(゚Д゚ )
高杉さんにもお礼を言う主人公に
「……予想以上に上出来だな」
「まさか これほど俺好みの女だとは思わなかった」
「今はまだ成長途中という感じだが これは将来に期待が持てる」
と恥ずかしい事をしれっとw
秋斉さんの「それはおおきに」
で終了w


3-1
(寺子屋の子供より…?)の後。

高杉さんが何かに気づいたように声をあげ、 しばらく経ったあと
「うん いいな。悪くない」
と満足げに言う。
小首をかしげる主人公に
「今日の格好。お前によく似合っているぞ」
「着物も髪の結い方も なかなか俺好みだ。美しくていい」
と更に褒める。
頰の熱が上がり お礼を言いかける主人公に
「後は もう少し男に“脱がせたい”と思わせる着方を身に付ければ完璧だな」まで。

あらま(///∇//)高杉さんたら…❤︎


4-2
高杉さんの眉が わずかに寄せられた。の後。

そのまま高杉さんは主人公の髪に手を伸ばす。
綺麗にまとめていた髪も 着物も 乱暴されたというように乱れていて…
俯く主人公に高杉さんは手ぐしで梳いて紐で纏めて髪を直してくれる。
着物も直そうとするが 反射的に体を強張らせる主人公に、高杉さんの手がぴくりと止まる。
それに対して主人公は「ごめんなさい」と謝りながら 自分で着物を直そうとするが 着物は脱がなければ直せない状態…。
それをみた高杉さんはぎゅっと手を握りしめた…。
まで。


5-5
「俺を骨抜きにさせるぐらいの 極上の女になれ」の後。

「…素質は 十分あるだろう」
主人公の髪を梳きながら まるで品定めするように見る高杉さんだが それすらも妖艶に映る。
「今日のお前も なかなか悪くない」
「これから きっともっと美しくなるぞ」
「どんなかんざしも着物も
お前に身に着けられるのが最も相応しいと 誰もが口々に言うようになる」
髪を撫でられながら「高杉さんも?」
と聞く主人公に「………お前次第だ」
まで。

何か高杉さんって一言一言が
カッコいいんですよねー(〃∇〃)
推しはもちろんあっきぃですがw
高杉さんには
ツボる言葉が多いです❤︎


6-4
「いや、今のは なしだ」の後。

「えーーっそんなぁ」と言う主人公に
「あれはあれ、これはこれだ」
とキッパリ断言する高杉さん。
「残念だったな」
そんな高杉さんに主人公は黙りこくる。
何とか高杉さんに条件をのんで貰おうと 菖蒲さんから教わった方法を試す主人公に
「…そうだな」
「今夜 揚屋で 俺の腕の中で同じ事を言うなら 考えるかもしれないな」
と高杉さんは三味線を取り上げ 腰をぐいと引き寄せる。
顎を掴まれ 鼻先がつきそうな距離で目を細める高杉さんに
「…その時は 今と同じ格好で来いよ」
「俺好みの着物だ。帯をほどくならその着物帯をほどきたい」
と言われ 主人公は顔を真っ赤っかにして力なく首を振る。
そこでさらに追い討ちw
「なんだ、色仕掛けをしておいて 今更怖気づいたのか?」
と高杉さんは笑う。
「知らずにやっていたのか?だとしたら遊女の才能あるぞ。さっきのはなかなか上出来だった」
「…だが 俺を篭絡させるには少々力不足だ。もっと修行をつむんだな」
まで。


7-5
確かに悔しいのに 胸が痛い。
もうどうすればいいのかわからなかった。
の後。

「…なんて顔だ、◯◯」
不意に笑みを深める高杉さん。
「そんな誘う目をされたら この場で襲ってしまいたくなるだろう」
「綺麗に着飾っているお前はもちろん魅力的だが…」
「そんなものがなくても お前には男の心を釘付けにする力があるようだな」
「ああ、よせ。その顔で睨まれると余計にくる」
怒涛の口説き文句にw主人公は顔を俯かせて言う。
「高杉さんが急に口付けてくるから…」
そんな言葉に
「ああ、そうだな」
と高杉さんはしれっと返し 文句を言おうとする主人公に 2回目のキス(/ω\)❤︎
悔しいのに胸が震える主人公。
(逃げ出したいのにそばを離れたくない…) 
唇を離した高杉さんは鼻先が触れる距離で
低く囁く。
まで。

主ちゃんの葛藤w
甘いんだけど
違う意味でドキドキするというか…
(///∇//)
コレが高杉さんの魅力なんでしょね❤︎


8-5
一人考え込んでしまったのを 私はにこりと笑ってごまかした。の後。

「噂に違わぬ魅力的な女性のようだね」
「笑った顔が とても愛らしい。
綺麗な着物と相まって まるで美しい花を眺めているような気分だ」
そう言って小五郎は端正な微笑みを浮かべる。
花のような、そんな男性に褒められて少し気まずい…と思う主人公に
「私の心に安らぎをもたらしてくれてありがとう、◯◯さん」と更に言われ 恥ずかしさで俯いてしまう…。
そのやりとりを聞いていた高杉さんは
「…愛らしい…ねえ」と一言。
「晋作もそう思うだろう?」
と聞く小五郎に
「…いや。俺は今は どっちかというと泣かしたい気分だ」
とドS発言ww
「小五郎の言葉に照れている暇がないくらい 着物も 髪も 全部俺の手で乱してやりたいね」
それを 晋作らしい褒め言葉だ、と笑って言う小五郎に主人公は
(今のは褒め言葉じゃないと思う…絶対…)と思うのだった…。
まで。

9-5
「太夫の評判を落としてはいけないというせめてもの思慮があるのなら 屯所に戻って竹刀でも振っていろ」の後。

土方さんに侮辱の言葉を投げかける高杉さんに主人公は
「なっ…なんてことを…」と言おうとするが、土方さんが
「いい、こんなのは慣れっこだ」
「お前の価値をわかってない男が何を言ったって 俺は痛くも痒くもない」
と言い切る。
「なんだと」
と それにまたイラつく高杉さんw

「野良犬に付きまとわれたぐらいで落ちるほど ◯◯の価値は安くねえんだよ」
「…だろ、◯◯?」
と 顎をすくわれ 主人公は驚きに目を丸くする。

激情型の高杉さんぽいヤキモチ❤︎
でしたが…。
高杉さん√ということも忘れ
副長のキメ台詞に萌えてしまった私w

「上等な着物がすっかり着崩れちまってるな」
「だが それでもお前は十分美しい」
「今更 野良犬がまとわりついてたところで お前の魅力は何も変わりゃしねえさ」
と 土方さんは妖艶に微笑む。
初めて見た土方さんの大人の色気にあてられて 身を固くして立ち尽くす主人公。
そこに高杉さんの不機嫌な低い声が響く…。
「………その汚い手を 今すぐどけろ」
「俺は案外気が短い方でな。
自分の女に手を出されるのを黙って見ているほど お人好しじゃない」
それに驚く土方さん…。
高杉さん「そうだ。俺の女だ」とキッパリw
主人公は高杉さんの言葉にびっくりする。
(さっきは 私に何も言わせなかった癖に 何でそんな…この場限りの方便?)と主人公は思う。
けれど 高杉さんの目には、土方さんが自分に触れているのを本気で怒っているような怒りを感じ…。
そんな言葉 信用出来ない、と返す土方さんに
「信用するしないなど問題じゃない」
「いいから今すぐそいつを離せ。
敵味方どちらともつかぬ血で汚れた手で ◯◯に触るな」と言い放つ。
土方さんは無言。
まで。

これほど主ちゃんを好きなのに
気持ちに応えられない
高杉さんの葛藤がヒシヒシと…

にしても副長、いつもこんな役回りw
秋斉さん√でもこれっぽいのが 
ありました(^◇^;)


10-5
このおまけシーンは本棚に保存されます。
ところが 高杉さんは私をじっと見つめているだけだった。の後。

「…なあ、◯◯」
高杉さんは傍らに置いていた三味線を手にとった。
「俺がお前の部屋に 最初に忍び込んだ時の事を覚えているか?」
「あの時俺は ささやかな野望を叶えてくれる女が現れたと思った」
「…野望を叶える女がいるなら お前がいいと思った」
高杉さんは音を確かめるように三味線の弦を軽く鳴らす。
「俺は今まで 自分がいつ死んでも構わないと思って生きてきた」
「幕府を倒す為なら この命は惜しくない」
「だから気に入らない意見には耳を貸さなかったし 好きな時に好きなように振る舞った」
高杉さんには誰にも止められない特別な雰囲気があった事を主人公は思い出す。
「…そうでなければ いざ命を捨てる時に 迷いが生じると思ったからだ」
(…高杉さんの口から 迷いという言葉が出るなんて…)
と主人公は驚く。
「なんだ、その顔は」
「俺が今までただの一度も迷わずに生きてきたとでも思っていたのか?」
高杉さんはくくっと笑う。
「俺だって人の子だ。両親を思う心もあれば 君主に尽くす気持ちもある」
「その心が 倒幕の志とぶつかる時 俺は常に迷いの中にいた」
「…そしてその度に 俺は最終的に志を選びここまで生きてきた」
「…………だが」
高杉さんの声の調子が変わり バチを動かす手が止まる。
「…ある時 この島原で 信念を揺るがせるほどの女に出会ってしまった」
「俺を酷く迷わせ 強い執着心を抱かせる」
「……。それがお前だ。◯◯」
「最初から好ましい女だとは思っていた」
「知らない一面を見つける度に ますます興味を引かれた」
「ふと気付いたら お前の事を考えている。そんな日がどんどん増えていた」
「そして労咳を患っていると医者から言われた時に確信した」
「医者からその話を聞かされた時に 真っ先に頭に浮かんだのは 他の誰でもない、お前の顔だった」
「…自分でも驚いた」
「今まで俺を確かに迷わせていた両親でも主君でもなく」
「余命わずかと言われた時に浮かんだのは お前の顔だったんだ」
「…幸か不幸か その時俺は長州にいた」
「だから どんな無茶をする時もお前の声は聞こえなかった」
「そのまま自分を誤魔化し続けられるかもと一瞬思った」
「が それも結局は無理だった」
「…小五郎連れられて 島原に再びやって来て」
「お前を見た時 改めて思い知らされた」
「…お前は 間違いなく俺を惑わす唯一の女だ」
帯の下で震える手を握りしめた主人公は、高杉さんの言葉を聞く度に 意識を失ってしまいそうなくらいのときめきに襲われる。
(私にとっても 惑わされる男性は高杉さんしかいない…)
高杉さんは続ける。
「…だから俺は この気持ちにけじめをつけなくてはいけない」
次の瞬間 主人公の心を凍りつかせる言葉が 高杉さんの口から…。
「倒幕に命を燃やす英雄」
「それが俺で 俺の役目だ」
再び三味線を爪弾き ふっと笑って 主人公を真っ直ぐに見つめた。
「俺の野望というのはな、◯◯。
自分が死んだ時 墓前で最高の芸妓に賑やかに弔ってもらうことだ」
高杉さんが小気味良く三味線の曲を奏でる。かすかに聞き覚えのある曲…。
「ーー三千世界の鴉を殺し」
「主と添寝が してみたいーー」
主人公はそれが出会った頃に聞いた曲だと気付く。
色々な事を経験してきた今ならわかるその唄の意味…

内容は長いので中略します。
(このおまけシーン自体長いw)
本来の意味は違うようですが
  私的にはこの解釈の方が好きかな(´ェ`*)

「…この三味線をお前にやる」
「俺が死んだら お前が野望を叶えてくれ」
まで。

三味線が無いと
「惜しい気持ちが一片も無いと言ったら嘘になる」と、名前を呼ばれ
「お前との座敷はこれが最初で最後になる」に続きます。

長くて…辛いシーンでした(´。・д人)
沖田さんといい、高杉さんといい
別れのシーンは酷く切ない…
そして「高杉さんの野望」の意味
ここで明らかにされます。
ささやかで悲しい野望でしたが
(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )


11-1
それで 彼は煙となって消えてしまうのだろうか。の後。

主人公の視界がじわりと滲んでいく。
涙が溢れそうで瞬きをできない。
高杉さんは主人公の名を呼び 微笑む。
「美しくなったな」
「今までの生涯で見た女の中で お前が一番綺麗だ」
「きっとこれから お前以上の女に会うこともないだろう」
(やめて)と心の中で叫ぶ主人公。
しかし高杉さんの激しい思いに喉を焦がされて 声も…息さえできない。
まで。


12-5
だけど高杉さんは気付かずに 一つ目の届けものであるユニオン号を見上げた。の後。

「そういえば…」
「京にいたんだろう。あいつには会ったか」
ユニオン号を見上げたまま高杉さんは龍馬さんに尋ねる。
「あいつ、とは?」
としらばっくれる龍馬さんに
「…意地の悪い事を言うな」と苦笑する。
そこで翔太くんもムッとして
「…名前も 呼んであげないんですか」と援護射撃w
「…そうじゃない」
「名を呼んだら 会いたくなるだろう」
「そういう機微がわからないから お前は子供なんだぞ、結城」と高杉さん。
「余計なお世話ですよ」と言う翔太くんを 龍馬さんがたしなめる。
「まぁまぁ…高杉は落ち込んどるから傷心男の八つ当たりくらい許してやりや」
「…で◯◯の事なんじゃが…ほんに美しくなっとった」
そう伝える龍馬さんに高杉さんは
「そりゃ そうだろうな。俺が見込んだ女なんだ」
「いつでも…綺麗なんだろうさ」
そこで龍馬さん、待ってました!とばかりに
「おう!何じゃったら 直接確かめてみるかえ?」
まで。


13-2
「まあ、このくらいの仕置きはしておかないとな」の後。

泣きそうな目で高杉さんをキッと睨むが それは高杉さんを更に喜ばせただけで
「その顔はもっとして下さいという意思表示だな」
と 再び引き寄せられる。
困る主人公に
「お前のそういう顔は苛めたくなると言っただろう」
抱き寄せられたまま こめかみにもキスをされる(///ω///)
「それに そう俺好みの格好をされるとな」
「いじらしくて可愛がりたくなるというか…脱がせたくなるというか」
空いている方の手で 首筋や耳の後ろをやんわりとなぞられる。
ゾクゾクしてしまう主人公を見て翔太くんと龍馬さんが照れてしまう…
そこでやっと主人公は
「みんながみてますから…!」
と 言えたww
が…
「なんだ、そんなものが気になるのか」
「ならよそ見せず俺だけを見ていろ。
気になるなら 視界に入れなければいい」
まで。


14-2
わかってはいたことだけど 私は唇をかみしめた。の後。

声が聞こえたと言って龍馬さんが何かあったか?とこちらに歩いてくる。
高杉さんが血を吐いていたのを隠す為 主人公は高杉さんの頭を自分の方に引き寄せ 抱きあっているようにみせ 龍馬さんに
「何でもないんです」と告げる。
龍馬さんは照れて納得し 
「邪魔しちゃいかん、高杉も好き者じゃのう」と言って戻って行く。
「坂本のやつ…好き勝手…言いやがって」
切れぎれに話す高杉さんだが 何とか咳もおさまり 血で汚した着物を見て謝る。
「落ち着いたら 新しく着物を買ってやろう」
「どんなのがいいか 今から考えておけよ」
と高杉さんは言う。
その言葉に主人公は泣きそうになったが 笑って 楽しみにしてます、と答えた。
まで。