"マカロン"!
カラフルで、
表面はほんの少しパリッとしていて
中のメレンゲはフワフワ。
そのメレンゲでもって上下から
中のクリームを挟んでいて、
そのクリームの種類がこれまた豊富。
様々なテイストが展開されていて、
いろいろな味を選べて
それがまた楽しい!
そしてオシャレ!
ざっくり言うと、
そんなお菓子です。
日本でもすっかりお馴染みですが、
実はこのマカロン、
(上の写真のようなマカロン)
"マカロン"が正式名称ではありません。
正しくは、
「マカロン・パリジャン」
です。
こちらの「マカロン・パリジャン」は
パリの有名なパティスリー"ラデュレ"が
20世紀中頃に考案したもの。
つまり、
私がこれまでマカロンと思っていたものは
ラデュレオリジナルのマカロンなわけで、
本来のマカロンとはちょっと違うわけです。
では、本来のマカロンとは
一体どのようなものなのか。
それは、こちら!
本来のマカロンは
「カラフル、表面ツルツル、
ふんわりメレンゲ、色んな味」
ではなく、
「茶色い焼き菓子」
です。
ラデュレのような
華やかさは、そこにはありません。
しかし!
食べてみると、何とも素朴な味で
私は好きです!!
この写真のマカロンは
フランス南西部、バスク地方は
サン・ジャン・ド・リュズにある
「メゾン・アダム」というお店のもの。
と、このような事実を知ったのは
奥さんがバスクに旅行に行ってきて
お土産でここのマカロンを
買ってきてくれたため。
なるほど、
言わば子会社が
親会社を超えてしまったパターンなわけですね。
イメージ的には
「富士通と富士電機」
もしくは
「セブンイレブンとイトーヨーカドー」
のような関係でしょうか。
※あくまでイメージです
それにしても
日本ではマカロンは
結構いろいろ売ってると思いますが、
意外なことにヨーロッパでは
そんなに手に入らない、
ことがあるみたいです。
実際、アムステルダム、ベルリンに住む
知人、親族を訪ねた時
お土産でリクエストされたのが
このマカロン(マカロンパリジャン)。
日本の方が、
マカロン(パリジャン)は
浸透しているのかもしれません!