3500年の歴史! 石鹸の元祖、『アレッポ』石鹸を試してみた | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

11月22日(水)
天気:曇り

石鹸(石けん)は
私たちの生活には欠かせないもので、
固形、液体など
様々なタイプのものがありますが、

その起源はどこにあるのでしょう?

その答えは、
シリアです!

シリアとは、中東の
今まさに激しい内戦が繰り広げられている、
あのISIS(イスラム国)が
暗躍している国であります。

何でこの国が
こんなにボロボロになっているのか、、
知れば知るほど、
悲しい気持ちになります。。


と、話は石鹸に関してですが、
石鹸はフランスも「マルセイユ石鹸」が
有名ですが、
これはシリアから伝わった製法で
作られたもの。

あくまで
オリジナルはシリアです。

フランスで売っている
マルセイユ石鹸は
おしゃれで、いい匂いで、
高品質をうたったものが多いですが、
その友人が「最も品質がいい石鹸!」
と豪語するのが下のシリア産の
『Alep(アレッポ)』石鹸。
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え、、、これ!?  レンガですか、これ、、、?

あ、、、

いや、、
一応、もう少し、、
ちゃんとした石鹸を、、

しかし、これが
一番いい! と言います。

こちらの石鹸が
売られていたのは、
マレ地区にある「herbéus(ウァーベウ)」
というお店。
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オシャレなマレ地区にある、ナチュラル志向の人向けのオシャレなお店です

このお店の、一番目立つところに
どどーーーん!
と山積みにされているのです。

もちろん店には、
マルセイユで作られたおしゃれーな
石鹸たちもずらりと並んでいるのですが、

店側も友人もこの
レンガのように積まれた
『アレッポ』石鹸を勧めてきます。
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えらい原始的な雰囲気の石鹸です。そしてかなり大きい


と、この『アレッポ』石鹸、
何でそんなに勧めてくるのか、
と言うと、
いろいろ理由があるのですが、まず

・100%天然素材で作られているので肌にいい
・全て手作りで、かなりの手間と時間をかけて作られている
・3500年前に製法が生み出され、今も当時と同じ製法で作られている
・使用されている素材は「オリーブオイル」「ローリエの葉」「ソーダ灰」のみ

そして、こちらの石鹸、
体だけでなく、髪も、顔も洗える
というのです。

さらに、食器洗いも、らしい。

かなり万能のようで、
どの石鹸よりも肌にいい、
とのこと。

早速購入し試してみると、
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んー、
硬いし、泡立ちがイマイチ。。

しかし!!
ボディータオルを使って
泡立ててみると、
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おおお!

泡立ち抜群!

しかも、ふわっふわの
きめ細かな泡ですラブ

匂いは、もちろん人工的ではなく
オリーブオイルの匂い。

使ってみると、
肌がスベスベになった、
ような気がします(^o^)。

調べると日本でも売っているようです。

天然ものにこだわる方には
是非お勧めしたい石鹸です!!