ハードルが高いパリの運転 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

11月1日(火)
天気:晴れ


パリに来て約1年半
経ってしまいましたが、

最近改めて
パリの街を歩いていて
感じるのが、

"パリって、
太い道路がほんとに少ないな"

ということ。


パリの道路は
一方通行が非常に多く、

歩行者にとっては
道が太くないので
簡単に渡ることができてしまうのが
特徴です。
※なので、安全であれば赤信号など
全く気にせず渡る風潮が強い。
車が来ない赤信号を、
正直に待っているのは観光客ぐらい



先日、ユーチューブで
久しぶりに東京の風景を見て、
パリと東京の道の幅の違いに
改めて驚きました。

東京は、幹線道路は
基本的に対面通行で、
しかも片方だけで3車線、
合わせて6車線というところも
多いと思いますが、

第一京浜、青山通り、甲州街道レベルの道路は、パリでは
シャンゼリゼ大通りぐらい。

他にも対面通行で
太い道路も数本ありますが、
本当に数えるほどです。

パリは基本一方通行で、
対面通行でも1車線&1車線がほとんど。

さらにパリのほとんど全ての道は、
路駐用スペースに1車線分
費やされることも特徴です。




そしてパリの道のもう一つの特徴、
それは、
車線が書いてないところの
なんと多いことか!

なので、最初は
かなり戸惑うのですが、
逆に言えば、
かなり自由度が高いということ。

日本の道路のように
きちっきちっと
していないので、
行ったもの勝ち、という
雰囲気はあります。

逆にびびっておどおどしてると
容赦なくクラクションを
皆で鳴らしてきます。


また大きな交差点や広場は
道路が入り乱れている上に、
どこをどう走ったらいいかの
指標はなく、

知らないと軽くパニックになる
ところもあります。

また自由度が高いので、
中には好き勝手にやってくる
連中もいて、
危険度も高く注意が必要になります。
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これはコンコルド広場の交差点。グーグルマップより

上のコンコルド広場の
交差点写真を見ていただければ、
そのぐちゃぐちゃっぷりが
わかっていただけると思います。

ちなみに、これが運転席からの眺めです。
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ごちゃごちゃです。。てか、自転車来ないでー>_<


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これはアルマ橋の交差点。

ここも道が入り乱れていて、
慣れてないと、
一瞬パニックになります。


それでいて、
パリはとんでもなくグイグイくる
ドライバーが多く、

本当にパリでの運転は
ストレスが溜まるのです。
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何回走っても、やはり毎回緊張する凱旋門のラウンド・アバウト

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凱旋門のラウンドアバウトにて。いろんな方向から、ガンガン車が入ってくるので危険です。。


東京の道路はシステマチックで
走りやすく、
気晴らしに
都内をドライブするのが
好きでしたが、


パリでは気晴らしに
街を走ることは
到底できません。

ちょっとオペラ座近くに
車で行くのも、
事故のリスクを覚悟して
行く勢いです。

パリに観光で来て
車をレンタルして市内を回ろう!
という方は、
パリの運転はハードルが高いので
ご注意くださいませ!!