Let'sTalkのブログ
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

世代間交流?!

近頃、Let's Talk!でひそかに流行っているのは、

学年の違う子ども達が交流すること。小学生と中学生、中学生と幼稚園児、小学生と大人など。

 

先日、こんなことがありました。

小学校低学年クラスの2人が、レッスンで何かと「対決しよう!」と燃えていて、「今日の対決は?」と私にリクエストします。様々に形を変えて英語のカルタをしたり、外で「英語の初頭音どっち?」を走って当てたりするゲームをしたり。ライバルがいて競ることで、気がつくとどちらの力もついているからスゴイ。

 

ある日、一人の生徒が「イースターのスタッフに審判になってもらって、対決したい!」とアイディアが浮かんだよう。英語絵本の読み対決をして、中学生に審判になってほしい、というわけです。この”スタッフ”と言うのは、今春イースターパーティの際にスタッフとして手伝ってくれた中学2年生3人のこと。小2の生徒は、パーティで会い 、憧れの気持ちもあったのかな、また会いたかったのかな・・・

 

具体的に、どんなところを審査してほしいかを確かめ(大きなこえ、はつおん、ひょうじょう、なそうです。)

 

その事をスタッフの中学生に話すと、快諾!

部活がなく早く学校が終わる日に、レッスンに来てくれることになりました。

 

ところが!

すっかりその約束を、部活やテストの忙しさで忘れていたスタッフ達・・・「おねさまたち来なかった。」と小2の2人はがっかり。

 

中学生達は、ごめんなさいのお手紙を書きました。次は必ず来るから、と約束の日を書いていました。

 

そのメッセージを受け取った小2の2人が、お返事を書きたいと。

「〜の本を読むよ。楽しみしていてね。」と色ペンや絵を工夫して、

描いていました。

 

そして、中学生スタッフを審査員に2人の「英語の読み対決」は来週行われます。

 

こうして、お互いにお願いしたり謝ったりしながら、対面することになった小学2年生と中学2年生。低学年の生徒は憧れの気持ちを抱いて、中学生の生徒は妹、弟のような愛おしさを抱いて。

 

年の離れた子達の交流は、どうやら面白いようです。

コニュニケーション力を鍛え中🩷

 

 

 

 

 

 

話す練習を、コミュニケーションの練習を。

コロナ禍の3年間を過ごした子どもたちが、これから

どのように成長していくか気がかりです。

 

人と会うことを制限され、学校行事はことごとくキャンセルとなり、

マスクをする毎日、楽しみの給食さえ話してはいけない・・・

挙げればキリがないほど、子ども等を取り巻く環境は厳しかったと思う。

 

周りの大人が不安だったりイライラしていると、子どもたちは無言のメッセージを大人から受け取っている。子どもはちゃーんと大人を観ているし、感じているから

 

コロナ禍で閉塞感があり、先が見通せない日々では、夢を描くことも難しかった。私もあんなに子どもたちに、「キミの夢は?」「英語をどんな風に使っていきたい?」と繰り返し聞いていたのに、知らず知らずのうちに聞けなくなっていた。大きな未来を夢見るより、まずは今日1日を無事過ごすことができますよう願う日々だった。

 

この春頃から、私も会いたかった人に会い、友人とよく話すようになった。中高生と日々接している何人かの友人とよく話すことは、

 

「コロナ禍を経て、この頃の中高生はどうか。」ということ。

 

おとなしくなった。

”いい子”が多い。

臆病になった。

指示まちが多い。

感性が鈍っている。

感情表現を素直にできない。

あえて、人と関わろうとしない。

 

などなど。

 

このような現状をふまえ、目の前の生徒に対して私にできることをいつも考えている。

 

さて、月曜日の中学2年生クラスでは、4月から「話す練習」をすることに

した。英語が話せるようになりたい・・・と人は言うけれど、何を誰と話したいのでしょう。英語学習以前に、話す中身が大事。当たり前だけれど、話したい中身がないと話せない。おしゃべりな人ほど、英語も上手くなるのは当然で、話したいから話しているうちに英語も上手くなっていく。

 

さてこの「話す練習」のルールは、

 

①1レッスン一人づつ、順番にスピーカーが回ってくる。

②話す内容は自由。

③英語でも日本語でもよい。

 

一人が話して、他の3名は聴く。

時々反応したり、時々質問したりしながら。

 

ケガしたこと、視力が落ちたこと、おすすめスムージーのこと、

いつも観ているYou Tube動画のこと・・・

中学生の視点が面白くて、時々私は目を見開いて”What???!!"

 

私も彼らオススメのYou Tubeを観たり、スムージーを買いに行ったりして、暮らしに彩りができた。ありがとっ!

 

こんなこともあった。

「重い話だけどいいかな・・・。」と

話しにくそうに、この前までお世話になっていた方が亡くなった話をした生徒。その話を受けて、みんなで身近な人が亡くなった時の経験をシェアしながら、生と死について、静かに話をした。言いにくいことを

話せる仲間、場と言うのは、とても大事だと思う。私はこの話をシェアした彼に、Thank you.の手紙を書いた。それは、彼のおかげでみんなが、誰もがいつか死ななければならないこと、生きていることについて考え、伝え合うことができたから。

 

先週は、あまり自分から積極的に話さなかった1人が

「ま、いつでも何か話すことはあるから。」とかるーく呟いていて、

驚いた。

 

初めの頃は、話すことも聴くこともぎこちなく表情もあまりなかったけれど、ここ何回かは随分楽しそう。今週のレッスンでは、全員が何らかの受け答えや質問をして、話していなくてもキチンと存在感があった。Active Listenerになっていた。レッスンが終わっても話は尽きなくて、しばらく4人で笑いながら話していた。コミュニケーションがとっても自然体。

 

いいな、こういうの。

 

最初は、”ネタ探し”をしていた中学2年生の4人がが”何でもネタにする”ようになったことが、とてもうれしい。

さて、この話す練習は来週から次の段階に進める予定・・・

 

 

バスルーム(お風呂)に行く??!

ある日の小学4年生クラスでのこと。

使える”英語表現”を練習していると、

 

                      "Can I go to the bathroom?"

 

という表現が出てきた。

 

「バスルームに行く???”お風呂に行っていいですか?”ってどういうこと?!」とクエッションマークがいっぱいの表情のA。

 

この文は、トイレに行っていいですか?という意味であることを伝え、

私がアメリカに住んでいた家や、訪ねた家のバスルームの様子を伝えた。

湯船に入るのは、日本人の習慣であり、アメリカでは朝シャワーを浴びることが多い、などの話も添えて。

 

「へーー・・・。」と分かったような、わからないような顔の子どもたち。

 

来週は、海外の映画の中のbathroomを見せたいと思う。「あーーこう言うこと!」と子どもたちがヴィジュアル化できれば嬉しい。

映画に加えて、アメリカやヨーロッパのショッピングモールのトイレの場所や、バスの旅途中で入ったマレーシアのトイレで困ったことなど、私が見聞きした海外のトイレ事情を伝えたいと思う。

 

言葉を学ぶことは、文化を学ぶこと。

たかがbathroom、されど bathroom。

一つの質問から、思いがけず広がった好奇心の翼よどこまでも。

 

何で?!どういうこと?と疑問に思うこと、好奇心を働かせること、

それを口に出していう。「不思議だから、知りたいから。」と自発的に

学ぶことが、学ぶ面白さであり、身についていく学びだと思います。

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>