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地球が光溢れる場所になることを願って。

これから読もうと思っている本。


「チベッタン・ヒーリング:古代ボン教・五大元素の教え」(テンジン・ワンギュル・ワンギェル リンポチェ著 梅野 泉訳 地湧社





チベット密教系のヒーリング法の本って、要するにお坊さんの修業方法なので、書き方がドライで、ちょっと固いのが難点かなと思います。とっつきにくいというか、読みにくいというか。でも、書いてあることは、真理をついていて、とても勉強になると思うので、このたび購入することに。





こちらは、少し前に読んで、面白かった本。


「あなたが生きにくいのはチャクラに原因があった」デボラ・キング著 櫻庭 雅文・ 山岡 恵訳 徳間書店  






内容が具体的で、実在する(またはした)人物と照らし合わせて、各チャクラのバランスが取れているとど

うなるか、崩れているとどうなるか、わかりやすく説明されています。


ただ、この本の伏線として、作者の近親相姦のトラウマ体験が生々しく描写されているので、万人向けではないと思います。刺激が強すぎると感じて不快に思う人もいると思う。


それと、個人的には、「あなたが生きにくいのはチャクラに原因があった」という邦題の訳は、ちょっと語弊があるかな、と思います。チャクラに原因があって生きにくいというよりは、自分の生き方に何らかのひずみがあるから、チャクラのバランスが崩れて、結果、生きにくくなる、ということなので。


原題は「Truth Heals: What You Hide Can Hurt You」。本の内容からしても、作者が伝えたいのは、要するに、自分にウソをついて真実を隠し続けて生きると、結果としてチャクラのアンバランスを引き起こし、心身を病む、ということです。


ミミネコは、心理療法の本は、日本語ではほとんど読みません。読むとしたら、英語の本。言ったら悪いけど、日本語の臨床心理の本は、小難しいわかりにくい書き方をしているだけで、面白くもなければ実践的な役にも立たないようなのが多い。


心理療法の本自体、今はでもうそんなに読まず、むしろ、この手のヒーリングの本の方が、カウンセリングのヒントになることが多いので、好んで読んでいます。(ただし、ヒーリング関係の本は、怪しいのも多いので、うまく識別することが大事。)


時々、お勧めの本は?と聞かれるのですが、ミミネコは自分が読む本を人に勧めたいとはあまり思いません。ミミネコがその時面白いと思う本が、他の人にとって必要かどうかというと、必ずしもそうではないと思うで。


同じ人でも、その時の状態によって、必要な本は違う。


そのときの自分にとって必要な本は、自分自身の感覚に聞いて、フィットするのを探すのが一番です。要は直感ですね。自分でちょっと読んでみてピンとくるかどうかが、一番あてになる識別方法だと思います。




*HPブログに、パーソナリティ障害(人格障害)の治療について という記事をアップしています。興味がある方はご覧ください。