承認欲求とコントロール欲求の共通点 | 精神療法士ミミネコのブログ:Let there be light     

精神療法士ミミネコのブログ:Let there be light     

地球が光溢れる場所になることを願って。

お送りしている「不安シリーズ」(もうすぐ終わる予定(;^_^A)ですが、その中で、承認欲求とコントロール欲求強い人は不安を感じやすいことはすでに述べました。


で、この2つの欲求が強い人について、共通しているものが一つあることに、気がつきました。(気がついたというか、自明の理なんですけど。)


それは、「エナジー・バンパイアこうもり」だということ。


そう、「人のエネルギーを吸い取る人」っていう意味です。


他人から認めてもらいたくて仕方がない人も、他人をコントロールしたくて仕方がない人も、どちらも、自分の不安定さを一見安定させ、安心感を得るために、「自分以外の誰か」が必要になるわけですね。


自分の力では、自分を安定させることができないから(もしくは、できないと思い込んでいるから)です。


自分で自分のエネルギーを補うことができないから、他人のエネルギーを奪おうとする。


だから、承認欲求やコントロール欲求が強い人といると、とても疲れたり、不愉快になったり、最後には腹がたったりします。


自分の貴重なエネルギーを吸い取られるのは誰でもいやなので、最初はよくても、だんだん、こういう人たちの周りには、健全な人々がいなくなってしまいます。


残っているのは、同じような問題を抱えている人だけ、そういう人と共依存の関係を築いたりします。


時々、承認欲求とコントロール欲求の両方が強い人、いますよね。何かの組織のトップの存在にありがちかもしれない。あるいは、教祖的な存在だとか。最近ビジネス化しているスピリチュアル業界でも、よく見極めないと、この手の人がやっている場合がありますね。


エナジーバンパイヤにならないために、一番必要なのは、やっぱり、セルフ・ラブだと思います。


自分で自分を満たす、つまり、ありのままの自分を認めて愛するという行為ができていれば、自立しているので、他人ともよい距離感で健全な関係を築くことができるのだと思います。





精神療法士ミミネコのブログ   Let there be light