阿部さんの舞台『白の闇』を観に行った。 | 愛と自然と美は常に連動しています。

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レサンクサンス=五感


こころは形を表し、
形はこころを表します。
敗戦後、物質社会になり
失われつつある
日本人の美徳にフォーカス
していきましょう。仁義礼智心


人を敬う氣持ちを大切に!

阿部まつり'08第三弾は、ポルトガルの巨匠が放った問題作。

「目が見えない」突然、あなたは気づく。世界が真っ白な闇に閉ざされたことにー

『白の闇』

作/ジョゼ・サラマーゴ[訳/雨沢泰] 構成・脚色/高階經啓

演出・出演/阿部一徳 音楽/寺田英一
 
今夜、阿部さんの舞台を観に行ってきた。最近、新型ウイルスの話題でいろいろと恐ろしい世の中なんですが、阿部さんがされた演目は、突然目が見えなくなって関わった人全てが感染していく内容でまず医者や周囲の家族から伝染する、警察も兎に角全ての人が闇の中に落とされる、背筋がビィビィッときてしまいました。新型ウイルスで叫ばれている状況と似ていた。医者は逃げようがないですね。解らない病気には立ち向かうすべもない。恐ろしい気持ちを駅に向かう道で感じ、スタッフと食事をしながら今日の内容で話が盛り上がるけれど阿部さんの絶妙な切り口演技に圧倒されて気持ち悪くなっていたよっちゃん、ユッキー、ポッポ、クミンでした。話題の中に、食料問題、排泄問題、姦淫問題、が提起されていたと思います。