彗星と地球軌道の交差する場所にある、無数の宇宙塵:彗星の残りかすとも言うが、地球の大気に触れ燃えることで輝く 流星。

いや、こういうとなんだか浪漫の欠片も無いですが、とにかく、今日はこと座κ流星群の極大日(一番ごみ^H^H流れ星の多いと推測される日)です。

ちなみに、母天体はサッチャー彗星です。

有名なハレー彗星を母天体とする流星群には5/5頃のみずがめ座η彗星群や10/22頃のオリオン座流星群などがあります。

流星群として有名なのはやはり、お盆前のスイフトタットル彗星のペルセウス座流星群でしょうか。


こと座流星群

ご存知の方には言わずもがなですが、「こと座κ」流星群とよぱれるのは何故か。極大日の予想時間だと、夏の星座であること座はまだ、東北の地平線あたりにあるのに・・・。

これは、輻射点がこと座κ(星の名前です。αβγと順番に名前がつけられます。ちなみに、こと座α=主星はヴェガです)の辺りであることから、名付けられました。

輻射点とは、流星を観測し、その放射元を推定した位置を表します。

参考図の黄色い辺りですね。

流れる方向から放射元が、流星群の輻射点からずれている場合、流星群ではなく「散在」と呼ぶことがあります。

宇宙開発が進むと彗星のカス以外のごみ(スペースデブリ)が増えてきますから、それらが地球の引力に引かれて大気で燃え尽き、散在の流星になることも多々あるでしょうしね。


デブリといえばやはり、「プラネテス」でしょうか。

バンダイビジュアル

プラネテス 1
プラネテス 2
プラネテス 3
プラネテス 4
プラネテス 5
プラネテス 6
プラネテス 7
プラネテス 8
プラネテス 9