少しまとめです。

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仕訳で注意することは
資産の部の現金が出てもそれは全てが支出では無く、
現金が入ってもそれも全てが収入では無いという事
に注意してください。
出張のための「未確定の交通費」を出金する場合は
貸方には「現金」が来ますが借方には「旅費交通費」
ではなく、借方は同じ資産の部の「仮払金」になります。
つまり、資産の部の「現金という名前の財布」から
「仮払金という名前の財布」にお金が移動しただけの
話なのです。                                    
同じ資産の部の勘定科目同士であっても、手持ちの現金から
出金があったのは事実ですから仕訳と総勘定元帳への
転記は必須です。                                    

◎トラブル防止のために・・・                                    

◆大学ノートに月別のインデックスをつけて                                   領収書類を糊付けしましょう。(日付は多少前後してもOK!)       ◆監査の時、仕訳帳や総勘定元帳の支出の
勘定科目金額をチェックする時に必要です。 
◆自販機等での購入や、領収書・レシートの紛失等の場合               「支払証明書」または「理由書」を作成しておけば便利です。 
 
◆会員が「買い物」や「出張の交通費等」未確定費用の
仮払いをする場合、「仮払金精算書」を作成しておけば、
トラブル防止に役立ちます。 
                                   
 
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日赤の募金を3年生が全て集金が完了したため
募金額全額105,000円に
PTAからの募金額5,000円をプラスして4月30日に
合計110,000円を現金で市役所に持参しました。
さあ、仕訳してみましょう。
順番にちゃんとやれば難しいことはありません。
 
仕訳帳_見本
1.発 生 日 : 4/30
2.金 額 : 105,000
3.内 容 : 3年生の日赤募金を市役所に入金
4.借方勘定 : 預 り 金
5.貸方勘定 : 現 金
 
1.発 生 日 : 4/30
2.金 額 : 5,000
3.内 容 : PTAの日赤募金を市役所に入金
4.借方勘定 : 募金/寄付金(支出<費用>の科目になります)
5.貸方勘定 : 現 金
 
と、いうように3年生から集めた日赤募金は預り金勘定(資産グループ)で
処理して、PTAからの出金はちゃんと支出グループ「募金/寄付金」勘定で
処理します。
 
よくある間違いとしては、3年生から預かっている日赤募金を
資産グループの「預り金」勘定で処理せずに、収入グループで誤って処理して
よくわからなくなってしまうことです。
 
じっくりと落ち着いて考えれば必ずわかることですよね。
 
 
 
 
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次の仕訳帳記入例は、
4/20にコピー用紙を現金298円で購入してそれを
仕訳帳に記入した例です。
この仕訳の意味するところは、
仕訳帳の指示通りに総勘定元帳(勘定科目個々の帳簿)
に、記入しなさい。というものです。
 
仕訳帳記入例
1.日付4/20は当然記載の通りに転記します。
2.金額298円は
4.の「事務用品費」の借方に転記。
5.「現 金」の貸方に転記します。
仕訳帳の借方勘定/貸方勘定に記入する勘定科目は
金額をどの帳簿のどこに(借方か貸方)記入すべきかを
指令するものです。
 
当然のことながら、勘定科目が「現金」の帳簿の相手勘定は
「事務用品費」
勘定科目が「事務用品費」の相手勘定は
「現金」
であることはすぐに分かりますね。
このように、総勘定元帳の現金の帳簿ををみれば
4月20日の298円の支出は事務用品費の出金であることが
一目瞭然です。
総勘定元帳_小_見本
 
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250円の出金があった事が分かりました。
役員会の出席者が2名増えた為、
自販機で120円と130円の飲料を各1本
追加で購入したが、レシートが無かったため
帳簿の記載漏れでした。
 
この場合もちゃんと仕訳をします。
【仕訳帳】
1.発生日 : 2/15
2.金 額 : 250
3.内 容 : 現金不足250円は会議費と判明
4.借方勘定 : 会議費
5.貸方勘定 : 現金過不足
 
これで、資産グループの現金過不足勘定は「±0」で
処理が完了です。
 
今回のように、領収書やレシートなどの取得が難しい
場合や不可能な場合は、
下記のような支払い証明書を作成することをお勧めします。
(この支払い証明書は自治会の会計のものです。)
当然のことながら、仕訳帳を記入したら出来るだけ
速やかに総勘定元帳への転記をすることは
言うまでもありません。
 
2/15に金種表(たぶん文具屋さんに売っています。)
を使って金庫の現金を数えてみた所、
現金勘定の金額金庫の金額が合いませんでした。
帳簿より金庫の金額が250円少ないのです。
さあ!!!
どうしましょう。
まず、
実際に金庫にある金額と帳簿の現金勘定の金額を
ちゃんと合わせる必要があります。
とは言っても、会計さんの個人のお財布から補てんしては
いけません。
合わない原因は必ずあるのですから、ちゃんと正しく処理
する必要があります。
その場合の仕訳を考えてみましょう。
【仕訳帳】
1.発生日 : 2/15
2.金 額 : 250
3.内 容 : 現金が250円足りない
4.借方勘定 : 現金過不足
5.貸方勘定 : 現金
とりあえずこの仕訳で現金勘定から250円減らして
金庫の金額と合わせます。
資産勘定の現金過不足勘定に仮に250円を預けた格好に
なります。
 
従って、追跡調査をして250円の不明金を調べて正式な
仕訳で現金過不足を残高「0」にします。
以下次回。