自分には何か才能があるんだろうか。
この仕事をこのまま続けていていいんだろうか。
自分にはもっと向いている仕事があるんじゃないか。

自分に向いてることってなんだろう?
天職ってなんだろう?


こんなことを考える人は多いでしょう。

私もよく考えていました。

でも、よく考えてみると、それってある意味
時間の無駄なように思えます。

人間って、生まれてくることがすでに才能があるってこと。
何億もある精子のなかから勝ち抜いて、卵子にたどりついて、
立派な人間としてうまれてきた。

その時点ですでに「勝ち組」。
東大にうかるより、ワールドカップにでるより、大リーグで何億円も年棒をもらえる
選手になるより、すでにすごい。

何億の中の1位だから。

だから、
「自分に才能なんてないんじゃないか?」
「天職ってみつかるのかな?」

なんて考える必要はないと思います。

今、やれていることが「すでに才能」
今、与えられている仕事が「すでに天職」

それを受け入れて楽しく働いた人だけに次のステップが用意されているんだと思います。

自分には、自分には、と「自分」に中心をおいている限りは天職も天職にならないし、
才能も決して開花しないと思います。

とにかく、ごちゃごちゃ考えずに、生まれた時点でそうとうの実力者なんだから、
毎日楽しくやっていくしかない。

幸せそうな顔をしていないと。

これって、権利じゃなくって「義務」。
だって、暗い顔してると「どうしたの?」「大丈夫?」っていう心配をかける。
心配をかけてる時点でもうそれは罪。

だから、人は幸せにならないと「いけない」と思います。
幸せになっていいんじゃない。
ならなきゃいけない。

まぁ、生まれた時点で幸せですけどね。

先日聞いた話。

どうでもいい話ですww

トラの話というのがあります。

ある人が森に迷いこみました。
そこは「トラがでる」というウワサのある森。

その人は「トラが出たらどうしよう、どうしよう」とびくびくしながら
歩いています。
すると、案の定トラが現れました。

彼は一目散に走って逃げます。すると、藪の中からヘビが出てきました。
ヘビに驚いた彼は、つり橋へ逃げました。

すると今度はつり橋の片方がちぎれ、宙ぶらりんに。
そこへリスが現れて、もう片方の綱をかじり、ついに彼は谷の底へ
まっさかさま、、、。

ありえない話だと思います?


続きのはなしをひとつ。

別の日に、猟師の息子がトラを捜し求めて同じ森へやってきました。
彼は親も猟師です。
小さいころから、獲物の狙い方、装備を習い、準備万端。

「トラ、出てくれないかな、出たら一発でしとめてやるぞ。ワクワクするな」
と虎視眈々と獲物を待っています。

しかし、待てど暮らせどトラは出ません。

よくある話ですよね?わかりました?

仕事をしていると、準備をキチンとしていない人に限って、
「お客さんからこんなクレームがかかってきたらどうしよう。こんな失敗をしたらどうしよう。」
とビクビクしています。

だから、電話をとるのも遅かったり。
で、結局、最後の最後、電話をしかたなしにとると、それが「アタリ」笑

なぜかそうなんです。世の中。

で、さっきの例じゃないけれど、怖がっていると、トラがヘビになり、
最後にはリスみたいな小さいヤツにもやられちゃう。

人間ってどこまでも弱くなれるんですね。

でも、日ごろから、「こうなったときはこうしよう、こんなイヤなヤツが出てきたら
こういってやろう。出てこないかな。言ってやるのに」と思っていると。
なぜか出てこない。

そう、「備えあれば憂い無し」って古臭い言葉なんだけれど。
本当に備えておけばたいていのことって起きなかったりするんです。

でも、トラブル続きの人や、イヤなヤツにいじめられてる人って、全員ではないけれど
そういう傾向にあるかもしれません。

だから、私も「いやなやつが出てきたら、こういってやろう。
 バカやろう!お前みたいなやつ、怖くもなんともないわ!』って思いっきりいってやろう」

と、思ってるんですが、そう思ったら、出てきてくれなくなりました。www

そういえば、海外に住んでいたとき
「道なんか聞かれたらどうしよう。言葉もわかんないのに」と思っていたころは
毎日のように道をきかれてました笑

それが、ことばも話せるようになって「いつでも聞いて!聞いてくれないかなー」と思った
瞬間、

誰も聞いてくれなくなりました。

備えあれば憂い無し。

いやなヤツも、クレーマーも「出てこいよ。やってみな。やっつけてやるから」って
楽しみに待ってると、意外と出てこないものだったりします。

東日本で大きな災害がおきました。
被災され、亡くなられた方、
心からご冥福、お祈りいたします。

私は西日本に住んでいますが、阪神大震災を身近で経験したことも
あり、人ごととは思えない気持ちもありますが、
年月とともに薄れていた、日常生活のありがたさを再認識しました。

さて、私たちに今できることは何でしょうか?

私は今、社会人です。サラリーマンです。
じきに、一流の商人になることをめざしています。

私自身でできること、社会人がすべきことはやはり

しっかり働くこと。

しっかり働いて、しっかり儲けをだす。
そして、たっぷりと税金をおさめる

これに尽きると思っています。
義捐金をおくるより、物資を送るより、今、プロの商人がやるべきは

日本のGDPを下げないこと。

商人は経済界の心臓です。お金という血液をしっかりとまわしていかないと、
やがてジャブのように効いてきて、国全体が病気になってしまう。

だから私たちはしっかり働かないといけません。
家にこもってテレビで情報収集してる場合じゃない。

しっかり働く。
笑顔で働く。
もうジャンジャン、バリバリ働く!
いつも以上に。

そして忘れちゃいけないのが、
明るく世間を照らすこと。
暗い顔してないで、
明るく笑顔で、苦労知らずの顔をして

「自分がロウソクになるんだ!」って気持ちで照らしまくる!

笑顔はコストゼロですよ。