ハンバーガーはあるのに、パンに挟まないハンバーグ・ステーキは見かけない・・・と思いつつアメリカで7年過ごしておりましたが、最近ついに、日本のハンバーグにそっくりの料理を見つけました。


その名も、ソールズベリー・ステーキ。19世紀の終わりにJ.H.ソールズベリーというお医者さんが、健康食として発明した料理だそうです。レストランのメニューにはあまり見かけませんが、スーパーの冷凍食品コーナーにはよく置いてあります。


カミング・トゥ・アメリカ:ハリウッド発ひまつぶしのバカ話-SailsburySteak01

日本のハンバーグ同様に、ひき肉と粉モノ、野菜、スパイスを練って作ります。ひき肉65%以上、豚肉は25%以下など、アメリカ農務省(USDA)でソールズベリー・ステーキと呼ばれるための基準があるくらい、アメリカに定着した家庭料理です。


ちなみにハンバーガーは、牛肉100%で練り物が入っていないのが農務省の定める条件です。練り物が入ったものは、“ビーフパテ”になるそうです。日本のハンバーグは、パン粉や野菜をまぶした場合“ハンバーガー”とは別物となるわけです。


ソールズベリー・ステーキは、通常デミグラスソースに似た肉汁のソースがかかっています。とろけるような食感は、煮込みハンバーグといったところでしょう。


牛肉100%のハンバーガーもいいですが、日本のハンバーグっぽいソールズベリー・ステーキの素朴の味わいも捨てがたいですね。

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