ブレーキのお話 | れもんぶろぐ

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高崎モータースクールの職員ブログです。
今回新しくアメブロでリニューアルしました!
高崎モータースクールでの出来事や、その他まったく関係のないことまで、自由気ままに書いています。
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今回はブレーキについてのお話です。

 

ブレーキランプですが、後ろの車からの見え方を考えて点灯させていますでしょうか?

 

ただ踏むだけになっていませんか?

 

教習所では「制動予告」という名前で教えますが、これは本格的な減速の前にブレーキの遊びの部分を使ってブレーキランプを点灯させ、後続車に減速の意思を伝えるというものです。

これだけでも追突のリスクを減らせると思います。

 

ウィンカーもそうなのですが、何のために点灯しているかを考えれば、もっぱら相手に見せるためですからね。「これから車線変更しますよ」のはずが「車線変更してます(車線変更終わりました)」になっているドライバーも多々見かけますが……えーん

 

バイクだと、走行中だけでなく信号待ちなどの停車中に見落とされて追突されることも意外と多いようです(Youtubeなどでそういう動画を見るたびにヒェッっとなりますゲッソリ)。

 

停車中はタイヤが動かないようにだけでなく、追突防止のためにもブレーキをかけておきましょうね。

 

あとはブレーキのかけ方についても意識していきたいですね。

 

赤信号や前の車が近くなってから減速を始める車を見かけますが、もしブレーキが効かなかったらと考えると恐ろしいですよね。というか乗り心地がジェットコースt……。

やはり距離に余裕のあるうちにしっかり減速しておきたいところです。

 

当校ではスキッドカー教習(強制的にスリップ状態を作る車)などは特にやっていませんが、雪の積もらない地域の教習所でもそういった「コントロール不能になる体験」を本当はしておいたほうがいいんじゃないかと個人的には思っています。

 

とにかく「ブレーキを踏んだら車はいつも止まる」という短絡的な考えにならないように、それが教習の中で伝えられたらと試行錯誤しています。

そのためにはやはり具体的にどのようにして車が止まっていくのか想像させて、回転するローターのディスクをパッドが挟み込んで(またはブレーキシューがドラムの内側に押し付けられて)タイヤの回転が遅くなり、タイヤと路面との摩擦で止まっていく過程を知っておく必要があるとは思います。

 

少し専門的な話になってきましたが、すべては安全運転のため!グラサン

 

皆さん今日も安全運転で!