麒麟の田村裕の貧乏自叙伝「ホームレス中学生」が映像化オファー、連続ドラマ化を打診 | ドラマレジェンド

麒麟の田村裕の貧乏自叙伝「ホームレス中学生」が映像化オファー、連続ドラマ化を打診

麒麟・田村裕
ホームレス中学生

デイリースポーツonline/麒麟田村の“貧乏自叙伝”が映像化/芸能・社会

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お笑いコンビ・麒麟の田村裕(28)の貧乏自叙伝「ホームレス中学生」(ワニブックス)が映像化されることが15日、明らかになった。家族離散、ホームレス生活など、田村の波瀾万丈の人生が詰まった一冊で、9月3日の発売開始からわずか1カ月余りで60万部を突破。話題を集めるベストセラーに、テレビ各局や映画会社からドラマ&映画化のオファーが殺到していた。年内にもキャストなど詳細が正式発表される。

 お笑いタレントの著書としては異例の60万部を突破した田村の“極貧本”が、ついに映像化されることになった。父親の「家族解散」宣言から生き別れ、段ボールを食べるなどのホームレス生活をつづった内容は、漫画好きで知られる自民党衆議院議員・麻生太郎氏も「お笑いタレントが書いた本にこれほど泣かされるとは…」と絶賛したほど。エピソード満載のベストセラー作には、テレビ各局や映画会社による映像化オファーが殺到した。

 

放送各局は9月3日の発売直後からドラマ化を熱望していたという。関係者によれば、民放各局は田村の所属している「吉本興業」や出版社に対して、単発ドラマではなく、連続ドラマ化を打診。また、映画製作についても10社以上から続々とオファーが舞い込んでいるという。

 田村自身も映像化には乗り気。本人の意向も受け、「吉本-」はすでに権利関係の調整に入っており、年内にも出演者らが正式発表され、早ければ年明けに映像作品となる。

 ベストセラー作家となった“田村先生”は「書き出した当初、南海キャンディーズの山里君の出した本が5000部しか売れなかったと聞いていたので、それさえ超えられれば良いなと思っていたら、まさかこんなにたくさんの方に読んで頂けるとは思いもしませんでした」と感慨深げ。

 この日は新たに15万部の増刷も決定し、「皆さまの心に何か残るものがあれば、大変光栄です」と喜んだ。島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」をはじめとする出版界の“お笑いブーム”は勢いを増すばかりだ。
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