スポーツ報知:芸能班本音トーク檄!秋の夜長は見ごたえあるドラマを! | ドラマレジェンド

スポーツ報知:芸能班本音トーク檄!秋の夜長は見ごたえあるドラマを!

[芸能班本音トーク檄]秋の夜長は見ごたえあるドラマを!久々の大物も登場:芸能:スポーツ報知

【記事全文】

芸能記者が座談会で本音を語る「檄(ゲキ)!」シリーズ。今回は10月スタートの新ドラマについて放送担当が激論を交わします。7月期は全局的に視聴率が伸び悩み、低調な結果に終わったが、夜長の秋は例年、各局見ごたえのある番組をそろえる季節。TBSは明石家さんま、フジは福山雅治、日テレは反町隆史と大物男性陣が久々に登場するなど、局別に注目ドラマを探ってみた。

 《日テレ》

 A 今回の3本のドラマの中では「働きマン」の菅野美穂が一番いい結果を残す気がする。

 D 確かに敏腕女性編集者はハマリ役だ。脇を固める沢村一樹、伊武雅刀、荒川良々といったキャストもいいね。

 B 水曜10時枠は働く女性を視聴ターゲットにして成功。ただ、男性としてはちょっと興味のわかないところもあったが、今回は男性陣も魅力的で、中年男性も興味が持てる内容だ。

 E 「KAT―TUN」復帰後初のドラマが主演作となる「有閑倶楽部」の赤西仁にも注目したい。だが、視聴者層が「花より男子2」と同じだけに、比べられればつらいかも。

 D 男性陣に比べ、香椎由宇、鈴木えみ、美波の女性陣がイマイチ地味な印象はぬぐえない。

 B 反町隆史の「ドリーム☆アゲイン」は、夢半ばで急死したアメフト選手が他人の体で人生をやり直すファンタジー「天国からきたチャンピオン」の亜流。同映画ではウォーレン・ビーティーの好演が光ったが、反町はどう演じるか。それにしても、土曜9時枠のキャスティング。ジャニーズ、研音という大手プロダクションの専用枠になった感じ。でも、視聴者には「そんなのカンケーねえ」かも。

 《TBS》

 C 西田敏行、仲間由紀恵、長瀬智也、明石家さんま、長澤まさみと各ドラマとも大物をそろえている。それだけに、どれも1ケタの大コケは考えづらいが、大ホームランもどうかなという感じ。

 E 明石家さんまが5年ぶりの連ドラ主演となる「ハタチの恋人」は、相手が長澤まさみだけに自然と注目が集まる。CMでは抜群の存在感を発揮する長澤だが、ドラマの世界では思ったほど視聴率を残せていないだけに、今回が正念場。「歌姫」の相武紗季もそろそろドラマで結果を出したいところだね。

 D このシリーズはどこまで続くのだろうと思ってしまうのが「3年B組金八先生」だ。「水戸黄門」「渡る世間は鬼ばかり」こういう息の長いドラマがあるのがTBSの強み。布川敏和の長男・隼汰、植草克秀の長男・裕太、草刈正雄の二女・麻有ら2世タレントの登場も興味をひく。

 C このドラマで未来のスターを探すのもひとつの楽しみ。

 A 今や金八先生は卒業シーズンには欠かせないドラマ。安定した数字を取るだろうね。

 《フジ》

 D 今クールのフジには期待ができる。4年半ぶりのドラマ主演となる福山雅治の「ガリレオ」は、ついに強い“月9”が戻ってきたことを予感させる。平均20%超えも間違いないのでは。それに「医龍2」もいい。前作は平均14・8%だったが「―2」の初回は21%と好調な滑り出し。坂口憲二演じるクールな天才外科医は味がある。

 C 確かに、今クールで一番見たいのが「ガリレオ」。福山も柴咲コウもしばらくドラマでは見てなかったので新鮮だ。

 A 「医龍2」の手術シーンには驚かされる。しっかり取材しての映像化だとは思うが、あまりにリアルで、よくここまでやったと感心するばかり。

 E 他局を圧倒しそうなものはあるものの、上戸彩の「暴れん坊ママ」は厳しいかも。過去の「下北サンデーズ」「ホテリアー」と連ドラでは数字が取れていないだけに、今回急に数字を取るということは期待薄。

 C オレも同感。バタバタ系のどこかで見たようなドラマを予想してしまうだけに、いい意味で期待を裏切ってほしい。

 《テレ朝》

 B 実は「相棒」を今クールで一番楽しみにしている。来年は映画化も予定されている人気シリーズ。キャラクターも個性的で、脚本もよく練られている。今回も手堅く視聴率を取るのでは。

 E 水谷豊の演技には文句のつけようがない。寺脇康文とのコンビもバッチリだし安定した数字を取るね。

 C 最近パッとしないテレ朝だが、石原軍団と藤原紀香がドッキングした「おいしいごはん」がどう転ぶか。わざとらしいホームドラマにならずに、渡哲也の渋さをうまく引き出してほしい。

 B 回を重ねて、登場人物の個性が浮かび上がれば、より視聴者をひきつけることができるのでは。うまくいけば、シリーズ化も。そうなれば、本当の意味で「おいしい」。

 A 「オトコの子育て」では高橋克典がダメオヤジとなり子育てに挑戦するそうだが、特命係長のイメージが強すぎて何かピントこない。

 D 午後9時からでは「特命―」のようなお色気シーンも期待できない。本当にホームコメディーになじめるのかが疑問。

芸能情報局

(2007年10月16日10時53分 スポーツ報知)


___________________________________________


こちら→等ブログの秋ドラマ評価!●2007秋ドラマスタート! 初回の感想&満足度 評価一覧 (スタートして視聴したドラマの初回の満足度と感想&評価です!書くたびに上に上げてきます!)