「チンさむロード」での死傷事故 フジテレビは脱法ハーブ販売業者と同じ
ブログでも書いた が、今年6月に発生した「チンさむロード」での死傷事故が、「危険運転致死傷罪」で起訴された。
フジテレビのバラエティ番組で「スリルが味わえる」と紹介された「チンさむロード」で、コトもあろうか男子大学生(18)がはねられ死亡。
そして、事故現場を時速約90キロで車を運転した女性が「危険運転致死傷罪」。
マネをするヤツが一番悪い…
それはオレも分かっている。
けど、フジテレビの報道姿勢にも大きな問題がある。
というのも、この件についてフジテレビ広報部は、
「番組では法定速度を守るよう視聴者に注意喚起していた」とコメントしている。
多くの若者が視聴するバラエティ番組で「スリルが味わえる」と紹介した挙げ句、法定速度を守るよう注意喚起…。
つまり、法定速度ではスリルは味わえないことを暗に認めている。
そんな脱法行為を勧めるような番組を放送すっか?
しかも若者が視聴してるバラエティ番組でさ。
そこにはフジテレビの社会倫理は感じられない。
そしてこれって、脱法ハーブ販売業者と同じ。
少なくとも、「吸ったヤツが悪い!」「マネしたヤツが悪い!」で済む話ではない。