日本の使用済み核燃料貯蔵量は、17,030トン!
| 六ケ所再処理工場 | (日本原燃) | 2860 |
| 柏崎刈羽原発 | (東京電力) | 2300 |
| 福島第1原発 | (東京電力) | 1960 |
| 大飯原発 | (関西電力) | 1400 |
| 高浜原発 | (関西電力) | 1180 |
| 浜岡原発 | (中部電力) | 1140 |
| 福島第2原発 | (東京電力) | 1120 |
| 川内原発 | (九州電力) | 870 |
| 玄海原発 | (九州電力) | 830 |
| 伊方原発 | (四国電力) | 590 |
| 敦賀原発 | (日本原電) | 580 |
| 女川原発 | (東北電力) | 420 |
| 美浜原発 | (関西電力) | 390 |
| 島根原発 | (中国電力) | 390 |
| 泊原発 | (北海道電力) | 380 |
| 東海原発 | (日本原電) | 370 |
| 志賀原発 | (北陸電力) | 150 |
| 東通原発 | (東北電力) | 100 |
上記原発横の数字は何だかご存知だろうか?
答えは、2011年9月末時点での使用済み核燃料貯蔵量。
単位はトンである。
合計すると17,030トン!
ちなみに、これらのほとんどは、原子炉建屋の最も高い位置にある「使用済み燃料プール」の中で冷却・保管されている。
ということは、例え原子炉が大きな地震に耐えたとしても、「使用済み燃料プール」が耐えることが出来るとは言い切れない。
そしてもし万一、保管されている使用済み核燃料棒が露出すれば、桁外れの大量の放射線をバラまくことになる。
結局、日本の原発は再稼働してもしなくても安全ではないのだ。
しかしだからといって、妙ちくりんな暫定的な安全基準で、大飯原発の再稼働を決める野田の判断は異常である。
そして、よくもまあ平気の平左で「安全性は確保されている」「国民の生活の為だ」と言えるものだとも思う。
それでもあくまで「安全性は確保されている」「国民の生活の為だ」と言うのなら、今後、使用済み核燃料貯蔵をどうするかを国民に明確に示すべきではないだろうか?
これこそ「待ったなし」だとオレは思う。