国土交通省の言う「エコカー」はエコじゃない

国土交通省のＨＰの「高速道路の当面の新たな料金割引について」 を見た。

例の高速平日２０００円、土日１０００円というやつだ。

気になったのが、ＥＴＣが付いた軽自動車とエコカーが土日平日、いつでも１０００円というヤツ。

軽自動車ってのは分かるが、「エコカー」って何を指して言うのだろう？

ちなみに、オレが考えるエコカーって車重が軽くて燃費が良い車。

車重が軽ければ道路を傷めず道路工事が少なくなる。

燃費が良ければＣＯ２排出量も減る。

つまり地球環境に良い車を言う。

そういう意味で言うと、オレの愛車の旧型インサイトは、高速でリッター２５キロ前後、一般道でも２０キロ前後走るし、車重は軽自動車並みの８６０キロ。

誰がどう考えても、完全なるエコカーなのだが、どうやら違うのだ。

国土交通省が言う「エコカー」って言うのは、エコカー割引減税車の１００％減税対象車ということ。

もっと簡単に言うと、ここ最近のハイブリッド車と電気自動車、クリーンディーゼル車だけ。

ということで、うちの旧型インサイトは対象外。平日は２０００円ってことになる。

ずっるいわぁ～。

で、もっと腹立ったのが、菅首相がお乗りになってる１５００万円もする「レクサスＬＳ６００ｈＬ」は対象車なのだ。

まさか、菅首相がこの車で高速平日１０００円を楽しむとは思えないが、なんでやねん？

腹立ちついでに「レクサスＬＳ６００ｈＬ」を調べてみたら、燃費はＪＣ０８モードでリッター（たった）１１キロ。車重は旧型インサイトの２．７倍の車重２３４０キロ！もある。

どこがエコカーなんじゃい！

どうもお役所が考える「エコ」って、一般人のそれと大きくかけ離れてるようだ。

裁判員裁判のように民間人を入れた方がいいと思うぞ。