初めてのギター | 魂の独り言

魂の独り言

「ただ闇雲に突っ走ればいいってもんじゃない。要は魂さ。 」
by アンガス・ヤング

「アンガスの短パンより木村カエラちゃんの短パンが見たい」
by ポール・ギルバート

もう、遥か昔の事…。

ビートルズを聴くようになって数年後、彼等に近付きたいと思い始め、ギターをやってみようと思いました。
といっても、ビートルズのようにスターになりたいという事でなく、彼等の出す『音』を自分で響かせてみたい!というものでした。

最初はポール・マッカトニーがメンバーの中で一番好きだったので、ベースを始めようかとも思ったのですが、ベース・コードを知るには和音のコードを知っておいた方が良いと考え、まずはギターを購入する事に…。
(結局そのままギタリストで落ち着いてしまったσ(^^;)(笑))

そして集めたお年玉(笑)や貯めたお小遣いを握り締めて楽器屋へGO!(^^♪
当時、左利き用のギターは少ないという知識は無く、いきなり店に行ってしまいました。
しかし、有ったのです。

そこには、カタログ見て目をつけてたギターの在庫が有りました。
ギタリストとしての自分の始まりです。
運命の出会いだったのかもしれません(笑)

そのギターとは、グレコのレスポールのコピーモデル。
当時発売されてたミントコレクション・シリーズの一つ、
EG59-50です。
$魂の独り言-EG59-50 全体2
定価は当時で50000円。
(レフティーは価格20%増量(笑))

カラーは、退色したレッドを再現したFBS(フェイドブラウンサンバースト)。
写真では微妙な色合いが伝わらず残念。。。
なかなか渋く綺麗な色です(^^♪
尚、長年使用しているうちに、パーツのニッケルメッキは退色、
さらに渋過ぎる雰囲気に(笑)
$魂の独り言-EG59-50 ボディ
ヴォリュームとトーンのコントロールノブはアンバーカラーのオールドタイプ。
これも渋いっす(^^♪
バインディングのカラーも黄色味の強いオールドカラー。
ボディ材は勿論、メイプル・トップ&マホガニー・バック。

ヘッドの“Greco”のロゴはミントコレクションシリーズを象徴する書体。
$魂の独り言-EG59-50 ロゴ
o の上部が切れたこのロゴは「o切れ」と呼ばれていて、ミントコレクションだけの形。

ヘッド裏のシリアルナンバー。
$魂の独り言-EG59-50 シリアル
数字は【2 2363】
頭の「2」は年式を表し、1982年製という意味です。

また、ヘッド裏の根元には【500】というシールが貼られていました。
これはモデル名を表し、今となっては貴重な物なのですが、そんな事を当時知らなかったオレは「何だコレ?」と思って剥がしてしまったのでした(^▽^;)
残念な事をした…(苦笑)

ペグはクルーソン・タイプの物が付いてます(^^)
$魂の独り言-EG59-50 ペグ

ポジションマーク・インレイも良い感じ♪
$魂の独り言-EG59-50 インレイ
ネックはマホガニー、指板はローズウッド。

PUはグレコオリジナルの『Screamin』
$魂の独り言-EG59-50 PU
ローコストモデルながら驚きの再現力・・・。
出力は低目で、各弦の音量バランスが良い。
クリアサウンドでのアルペジオも綺麗。
そして歪ませれば、王道のレスポール・サウンドが飛び出します(^^♪

ヴォリュームとトーンのサーキット。
$魂の独り言-EG59-50 回路
詳しい人が見ると気付くと思いますが、オイルコンデンサーが使われています。
現在の主流はセラミックコンデンサーであり、オイルコンデンサーは既に一部のメーカーでしか生産されていません。

オールド&ヴィンテージ・マニアが血眼になって探しているこれが初めから付いているので、なんとなく得した気分(笑)

この年代のミントコレクションは今現在、ジャパニーズ・ヴィンテージとして高い評価を受けています。
$魂の独り言-EG59-50 全体
確かにこのギターはとんでもなく良い音が出る♪♪
ギター好きな人がイメージするレスポールサウンド、そのままの音!!

本家のギブソンよりもレスポールらしい良い音が出てしまうため、ブラインドテストでの聴き比べをしたら、まず当てられないでしょう。
メンバーにも良い音がすると好評です(^^♪

買った当時は歴史に残る器種になるとは思いもしませんでしたが…。

コイツはもちろん今も現役で活躍中!!
本当に運命の出会いだったのかもしれません(^^♪


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