教育再生 | 帆蒼風日記 

帆蒼風日記 

つくづく元気な家族だ・・・

①夏休み・春休みの1週間短縮検討

②早朝授業の実施

③土曜日を利用した補充学習

④7時間目の授業導入


ニュースでみましたが、正直「また子供達を振り回すつもり?」

って感じがしませんか?


ゆとり教育・週休2日制になったら、いずれはこうなる事はわかってたはずでは?

で、慌てて今度は↑のような事を言い出す。


小学生にも7時間授業って・・・そりゃ厳しいんじゃないですか?

集中力が持続するもんでしょうか?


6時間でさえ文句言ってますから、うちの息子さん(笑)

「帰ってきて、宿題して・・・って言ってたら遊ぶ時間がない~」って。


一帆は↑のニュースを見て怒りまくってました。

それじゃなくても、6時間授業だと帰ってくるのは4時15分頃~30分の間(我が家は学校から10分位)

家の遠い子だったら、家に帰りつくのは5時近くになるんじゃないですか?6時間授業でも。

それを7時間なんて・・・。

そうなると家に帰ってくるのは、学校に近い我が家の子達でも5時すぎるんじゃないかな?

塾に通ってる子なんてどうなるんだろう?

家族一緒の時間がますますなくなるのでは?睡眠時間とか大丈夫なんでしょうかね?


てっとり早く、土曜休日制を止めたほうがいいのでは?と思ってしまいます。

元々土曜は学校あったんだから元に戻るだけでしょうに・・・


こうやってまた、子供達は政治家達に振り回されることになるんでしょうね・・・

いい加減にしてほしいもんです。




がんばれば、幸せになれるよ―小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉/山崎 敏子

¥1,365
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この本は、蒼と同じ「ユーイング肉腫」を発症した男の子の闘病記をお母さんが綴った本です。

5歳の時に発症した直也君。

9歳までに何度も何度も再発を繰り返し。

それでも病気から逃げることなく、病気と向き合い、闘い続けた直也君。

いつも前向きで、どんなに自分が苦しい時でも周りを気づかう気持ちを忘れません。

その姿勢に脱帽です。


直也君ががんの痛みに耐えている時に

「どうしてそんなにがんばれるの?」とお母さんが聞いた事があります。

直也君の答えは

「強い気持ちがあるから」

「どうしてそんな強い気持ちになれるの?」

「それはいっぱい、いっぱい努力するの」

「ナオは力は弱いけど心は強い。体が強くても、心が弱いのはダメだ。ナオ、体はこんなだけど、病気には勝っているからね。」


直也君が亡くなる前に、他のお母さんにこう言った言葉があるそうです。

「ナオはね、今死ねないんだよ。おかあさんの心の準備ができていないから。」


そして、お母さんには

「おかあさん、もしナオが死んでも暗くなっちゃダメだよ。明るく元気に生きなきゃダメだよ。わかった?」と。


壮絶な痛み・苦しみの中、どうして9歳の少年にここまでのいたわりができるのか!と頭が下がります。

9歳と短い生涯だったけど、その9年間はとっても濃縮された時間で・・・

そして人間にとって、一番大切な気持ち・想いを一杯胸に抱いていたんでしょうね。


同じ病気を発症した子供を持つ母として、治療の大変さはよくわかります。

何より子供を持つ母として、直也君のご冥福を祈りたいと思います。


この本はそのうち一帆にも読ませようと思っています。

命とか、生きる姿勢とかを学んでくれればな・・・と思います。