*この記事は5月23日にLEC神戸本校HPに掲載されたものです。
 短答試験後のメッセージは神戸本校HPにてご覧いただけます。
コチラ

いよいよ短答試験直前になりましたね。

ここまで来てやるべきことは、復習と条文読み込みです。
絶対に新しい教材に手を付けない。
「有限にして極める」
これですよ短答の極意は。
 
兎角、直前は不安が付きまとい、色々な教材に目が行きます。
しかし、「条文」の理解を試す試験であることは昔から変わりません。
判例や審査基準も大事ですが、「条文」の中の要件や効果の一つとして、判例と審査基準が現れる、そういうつもりで勉強してください。つまりは条文中心主義です。
 
復習ですが、苦手な部分は何故か何度も間違えます。
その部分は頭の中の回路が狂っているのですね。法律の理解と乖離してしまっている。
だから、その乖離してしまっている部分、狂っている部分を直してあげる。それが復習です。
当たった問題はもう見ないで良いです(余裕があれば見た方が良いのは当然)。しばらく見ていないと「忘れてしまったのではないか」と心配になりますが、基本的には大丈夫です。
当たった問題というのは、自分の価値感と法律の理解とが合致している状態です(勿論、まぐれ当たりを除く)。
だから、直前期の優先度は落ちます。それより間違った問題を徹底的に潰した方が良い。
「誤りを改めず。すなわちこれを過ちという」
復習というのは勉強の大部分を占めます。直前期はほぼ全てが復習です。
 
当日になったら慌てないでください。
どうせ結果は受ける前から出ているのです。3時間30分の時間でどうこうしようという方がおこがましい。もうどうにもなりませんから、開き直って、踏ん反り返ってください。
「成るように成る。成るようにしか成らない。全てそのようにできている」
それでは試験頑張ってください。
論文試験対策、口述試験対策でお会いしましょう。




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