OBML4解説 | Le ciel d'azur~藤倉梓blog

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脚本,作曲,演出,出演,訳詞,ピアノ弾き and so on...

Scoreプロデュース、Off-Broadway Musical Live4終了しました。

応援して下さった皆様、サポートして下さった皆様、舞台上で愉しくパフォーマンスして下さった(hopefully)皆様、有難うございました。

 

オンに立ってらっしゃる役者さんに、オフでしかやってない名曲をやって頂く。知って頂く。

頑なにオフブロードウェイの曲しかやらない。

そんな興味深いコンセプトで攻めて来るScoreさんとのコラボが愉快。

今回はバレンタインだったので愛について纏めてご提供させて頂いた。

 

ここから先は掘り下げたい方向けで御座います。

 

今回のVolume4の全曲セットリストと共に、概略と、時々個人的感想と、あがっている動画を連ねるので、ご興味おありでしたらどうぞ。

ひとえに、あの世界への憧憬と愛情のあるが故、連ねてみます。

 

1.Traffic Island Song(トラフィック・アイランド・ソング)

マンハッタンで生きる若者たちの悩みや葛藤を描いたソングサイクル『Island Song』のオープニングテーマ。

https://www.youtube.com/watch?v=jDn_R1jvxEw

 

2.Kindergarten Love Song(園児のラブソング)

幼稚園児が好きな男子にあの手この手でアプローチする歌。

https://www.youtube.com/watch?v=-dGe4AF1Sxo

 

3.The Brod Duet(友情デュエット)

No homo「俺ホモじゃないよー、ストレートだよー」と何度も言いながら同性の男子に告白する歌。因みに以下の動画で歌っている左側の男性がDrew Gasparini(ドリュー・ガスパリーニ)で、園児のラブソングの作者。まーなんでも出来るのね。

https://www.youtube.com/watch?v=Ui86D723YCQ

 

4.Wall Lovin'(うちの隣)

『Island Song』の1曲で、壁が薄いお隣の、夜のあの音が聞こえて来ちゃうの…と、言いつつそれについつい耳をすませてしまう、お子様には聴かせられない歌(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=_wWAMLYGFTk

 

5.I will be loved tonight(今夜)

『I Love Yyou, You're Perfect Now Change』という、日本でもやった…10月にScoreさんでやる…愛についてのソングサイクルの1曲。初めて彼を部屋に呼ぶことになり、待っている彼女の歌。

https://www.youtube.com/watch?v=YzkOoiDo6go

 

6はちょっと割愛しまして

7.Christmas Lullaby(クリスマス・ララバイ)

私がゼウスと同義語に思っているJason Robert Brown(ジェイソン・ロバート・ブラウン)のソングサイクル『Songs For A New World』から、母となる女性が歌う。

https://www.youtube.com/watch?v=HfRxfSpV9eE

 

8.One More Day Of Snow(雪の日)

過去のOBMLでも登場した「Hemming and Hawing」、「Make Me Happy」の作者Ryan Scott Oliver(ライアン・スコット・オリバー)の作品『Jasper in Deadland(死の国のジャスパー)』から。オルフェウスの物語に着想を得て作られた歌で、RSOらしくアヴァンギャルドな歌が多いのだが、この曲は綺麗なのだ…笑

https://www.youtube.com/watch?v=uBhhPJrsAtE

 

9.Henry and Mudge(ヘンリー&マッジ)

アメリカでは有名な絵本らしい?少年ヘンリーと愛犬マッジの友情物語。微笑ましい歌なのです。

https://www.youtube.com/watch?v=bezk79CnuEQ

 

10.Snapshot in my Memory(思い出)

最初は違ったんだけど、いつの間にか『Island Song』の本編に仲間入りしたらしい…そういう成り立ちも面白いよね、ソングサイクル。その中の1曲、男女の別れの瞬間の心情。

歌ってる男性は映画『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』でも主演しているスター俳優Jeremy Jordan。

https://www.youtube.com/watch?v=AY6Hn2y_OVg

 

11.The Pile

園児のラブソング作者のDrewの切ない思いの歌。切ない歌詞なんだけど曲がドライヴしているのが好き。

https://www.youtube.com/watch?v=AZu_rMRbSMI

これ、譜面買ったとき、演奏指示に「James Taylor meets The Beatles」という、ものすごく限定的かつ斬新な言葉が書いてあり、どういうこっちゃと思ったけれど…

言われてみればちょっとNorwegian woodな感じも、そこはかとなく、しませんか…?(しません、か…?)

 

12.In Short(いっそ)

さいきんのりにのってるPasek&Paulというミュージカル作家コンビの「Edges」の曲。

分かれた恋人への罵詈雑言ソング。

木村花代さんが歌ったんだけど、せっかくだから、破壊的抱腹絶倒パフォーマンスをしている男性版をのせます。

https://www.youtube.com/watch?v=ShiLEyd8ick

 

13.Give Words of Love(伝えたい)

女性3人で歌える物ないかなーと探していて、これを聴いた瞬間、心奪われた。脆さと、崩壊と、求める光と、愛…。動画はデュエット版。

https://www.youtube.com/watch?v=xJgJwxWfEt8

 

14.Run Away With Me(ふたりきり)

私、現存するオフブロードウェイの曲の中でこれが一番好き。

https://www.youtube.com/watch?v=V-24uOaFSxQ

 

15.Michigan(ミシガン)

これもDrew Gaspariniの歌。Drew好きすぎ(笑)負のスパイラルをロックに変えてパンチかますニューヨーカーを尊敬します。

https://www.youtube.com/watch?v=QKb1PkqVUs0

 

16.I'd Give It All For You(すべてをあなたに)

『Songs For A New World』の中で一番好きな歌。今回のOBMLで改めて、圧倒された…JRB-!

https://www.youtube.com/watch?v=D1S8bnE9VCc

 

17.That Smile(その笑顔)

これは動画で無くオリジナルキャストの音源だけれど。本当に元気になる曲だ。

「初めて会ったとき焼き付いた笑顔 踊り出すこの心」という西村淳の訳詞が大好き。

https://www.youtube.com/watch?v=s-iDZbI_wPA

 

はい、愛ゆえに曲紹介がんばりました!

 

今日実はスイーツコンシェルジュのアドバンスの試験も受けてきました!

昨夏うけたベーシックの2倍の厚さのテキストが届き、内容も盛り沢山すぎて怯み、

しかも過去問や、漢検とか仏検みたいな「傾向と対策」テキストが無いのでどうくるのか見当がつかず…

勉強するのが辛くなる程だったら本末転倒だから「少しでも疲れたらすぐテキスト閉じる」をモットーに1ヶ月それなりに勉強してきたので、それなりの点しかとれなかったけど(笑)、ともかく「合格」って出たので…

今どきこの手の試験、テストセンターという会場で、PCでピッピと受けられるのよね。

お隣のブースでは全く違う種類の試験を違う時間帯でやっていたり。

結果もその場で、占いみたいな速さで出ちゃう。

なので点数も合否も数秒後に分かっちゃうという…ハイテクー。

 

ともかく「合格」ゲット!

アドバンスの上の「マスター」はプロ用らしいから、私はもうここまでだ!

これで心置きなく週末の南総のミュージカル『碧の楽園』本番鑑賞と、翌日から始まるオリジナルソングサイクル『sign』にのぞめるといふものだ。

 

今日は早く寝よう…