こんにちは★


革職人sadamiですニコニコ


革にはいろいろな種類があります。牛革や羊革などの哺乳類、爬虫類や両生類、魚類、鳥類の革などがあります。





毛皮です。


いくつか毛皮の種類をご紹介!!




フォックス



シルバーフォックスは、



銀キツネのことで、赤キツネの突然変異種。現在は、すべて養殖。毛丈は長毛に属し、刺し毛は長く銀色と黒色がある。その割合によって全体的に白っぽいものと黒っぽいものがあるが、黒と銀が鮮明なものほど良質とされる。染色すると、銀色の毛だけが染まり、黒色の部分はそのまま残る。


ブルーフォックスは、

青キツネのことで、そのほとんどがスカンジナビア産。フォックスの中では最もシルキーな毛質を持つものの1つで、毛皮衣料として最も活用されている種。自然色がグレー系の淡い色のため染色が容易で、多くの色を表現することができる。コートに合わせて染色するなど、トリミングに活用されることが多い。青キツネの色の薄い物をシャドーフォックスと言う。





レッドフォックスは、

赤キツネのこと。南米を除く全大陸に分布するが、生息地によって品質に大きな差がある。一般的に、良質のものほど、鮮明で赤味を帯びたオレンジ色をしている。中でも火のように赤い色をしたカムチャッカ産のものは、ファイヤーフォックスと呼ばれ、良質とされている






ラビット


南欧が原産だが、家畜化したものが世界各地で見られる。フランス名ラパンも一般的。毛色の種類が多く、それぞれの種類毎に名称が付けられている。代表的なものは、シロウサギ(白色)、チンチラウサギ(灰青色)、ゴマウサギ(灰褐色)、ゴールウサギ(淡褐色、ベージュ色)、クロウサギ(黒色、黒褐色)、ブチウサギ(上記各色の一部分に異なる色が混じっている)。特殊な種類として刺し毛が退化した綿毛だけのレッキス種や、毛足の長いアンゴラ種がある。刺し毛が柔らかく、折れたり切れたりし易い性質があるが、刈毛処理をすると、その欠点が解消される。耐久性はやや低いが、染色が容易なことに加えて、比較的安価なため利用範囲は広い。



レッキスラビットは、

外側の毛が退化し、綿毛のみになったレッキスラビット。柔らかく、肌触りはチンチラのように、柔らかくてフワフワ。







ラム



チベットラムは、

チベット産のラム。毛の短いモンゴリアンラムの変種で、毛足は非常に長く、カールした綿毛が特徴。もともと錦綿羊(にしきめんよう)はヤギの毛皮を加工したものだが、チベットラムを代用したため、日本では錦綿羊ともいう。染色して使用されることが多い。




チキャンラムは、

中国産のラム。毛は、緩やかなウエーブ状でシルキー。大半が白色のため、染色が容易で非常に多くの色を正確に表現することが可能。




ミンク

綿毛が密生しているため保温力に優れ、光沢に富んだシルキーな刺し毛は耐久性もあり、衣料用として優れた特質を備えている。1931年に最初のミューテーションミンク(突然変異種ミンク)が出現して以来、それまで濃褐色しかなかったミンクに豊富な色の種類が加わり、現在では約40種が生産されている。また、染色も容易で、非常に多くの色を正確に表現することができる。




チンチラ

毛皮の中でも肌触りの良さが抜群の最も高価な素材の一つ。元来アンデス山脈で生息していたが、現在毛皮用に使われているのはすべて養殖種。刺し毛は退化し、非常に滑らかで柔らかい綿毛のみで構成され、毛の密度も非常に高い。皮は軽いが、極めて薄くデリケートで耐久性は低い。毛色は、背の部分が青黒色から黒褐色、腹部は青灰色。





キャットリス


リンクスは、


野生ネコの一種で、日本では大ヤマネコと呼ばれる。毛は長く密で非常に柔らかい。背の部分は、淡い褐色に暗褐色の斑点模様がある。腹部は白く、暗褐色の斑点が鮮明で美しい。大半の毛皮とは異なり、リンクスは腹部の方がその美しさのため価値が高く、重用される。リンクスキャットは、リンクスに似ているが、リンクスに比べて小型で、毛はやや短いが、斑点はより鮮明。




リスは、

世界各地に分布しているが、最良のものはロシア産のもので、鮮明なブルーグレーの背部に白色の腹部を持つ。毛は短く柔らかい。非常に軽いためコートのライナーに使われることも多い。






タヌキ

日本、中国、ロシア、韓国が主な産地。かつては、日本の北海道、東北産のものが良質とされ、さかんに輸出されていたが、現在、日本産のタヌキは、鳥獣保護法の対象であり、輸出をする為には、原産地証明書の提出が必要。生息地域により毛色、毛質が多少異なるが、一般的に刺し毛は強く長く、黒、茶色、クリーム色がまじりあっている。綿毛は、黄褐色で、やや長く、シルキーで密度もやや良い。毛丈は、長毛に属し、耐久性・保温性に優れる。抜毛してシルキーで密度の高い綿毛だけで使われることもある。また、刺し毛は、筆毛としても活用される。










当店は革の販売もしております。お気軽にお越しください。

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