革のメンテナンス。今回がラストです。
今日は、革ジャンやコート、バッグ等の保管方法をご紹介します。
革ジャンを着なくなる夏や、
新しいバッグを買ったからこっちはしばらく使わないなっていうバッグ等は、
革製品用の保管カバーを使用します。
まず、革ジャン等のウェアー類の保管方法です。
通気性のあるところに保管されることが1番良いのですが、
住宅事情等もあり、クローゼットや洋服ダンスの中に保管される方も
多いのではないでしょうか。
よくクリーニングに出した後にかぶせてあるビニールとビニールの間に、
そのまま掛けて置いている方がいらっしゃいますが、これは避けてください。
生地のままで掛けてある衣類の間に不織布カバーをして、
レザーウエアーを掛けてください。
次にバッグ等の保管方法ですが、
バッグの保管は、お手入れをした後、
くしゃくしゃにした新聞紙のあんこを入れておくことをオススメします。
バッグの中が明るい生地、明るい合成、明るい革の場合は、
新聞のあんこの周りを白い紙で包む事をオススメします。
(インクが溶けて、汚れることがあります)
また、くしゃくしゃにした新聞紙が後でバッグの形に
ぼこぼこ影響する場合は厚紙などをあて、周りを整えてからバッグに
詰めるようにしたほうが型崩れの心配もありません。
こちらもホコリが溜まりやすいところに保管するときは、
不織布カバーを使用してください。
革にとっては適度な湿度があったほうがいいです。
カビは湿度だけでは発生しません。
カビは汚れプラス湿度で発生しますので、年1回のお手入れは必要です。
汚れ取り・オイル手当てのお手入れをして、しっかりカバーをかけておけば、
カビは発生しにくくなります。
間違いがちですが、除湿剤は使用しないでください!!
バッグの中の合成塗料が溶けたり、革が乾燥する恐れがあります。
不織布は、空気の流通が出来ますので、革製品の保管に最も適しています。
レザーハウスのオンラインショップでも販売しておりますので、
これからオフシーズンを迎える夏、
特に梅雨に備えて、しっかり準備しておきましょう!!
http://www.leather-house.net/hokan.htm
<おさらい>
今日もポチっとお願いします(*^^)v