人間の脳というのはかなり高性能な予測能力を持っている。
純粋な直感で出した答えが、理論の積み重ねによって導き出される結論と合致することがままあるのだ。
単純な力学的レベルで言えば、ピッチャーの投げたボールをバントでもなんでもいいからバットに当てるだけなら、洋の東西、時の古今を問わず大概の人ができる。だがこれが出来る機械というのは、10年前にようやく東大が開発したバッターロボなど非常に数が限られている。
高度な数学でも、こうなるはずだという直感によって作られた定理に、何百年も後に証明が追いつくこともある。
哲学的な世の中の真理というのも、時にこのように直感、あるいは直観に根差して生まれるものだ。
東方不敗「道に迷ったのか?うん?」
ドモン(10才)「は…、はい…」
東方不敗「バカ者!」
東方不敗「道は迷うものではない!」
東方不敗「お前の歩む方向がすべて道になる!」
東方不敗「自信をもって進めいっ!!」
ドモン(この人…)
ドモン(言ってることがメチャクチャだけど……)
ドモン「そのとおりですっ!」
東方不敗「ウム!!」
Gガンダムは子供向け、というより子供「でも」楽しめる作品に仕上げたためその場の勢い、ノリだけでもなんとなく理解できる。直観で正しいのだと分かる。
でも、いい年した大人になったら、きちんと論理的説明ができないと恥ずかしいよな?
漫画やアニメを、comicやanimationとは「格」が違うんだから、大真面目に筋道立てて語らないと、作品に失礼だよな?
凡そ「道に迷う」とは次のような要素から成る。
1.目的地が分からない
2.自分の居場所が分からない
3.現在地から目的地までの道筋が分からない
つまり、逆から見れば、
《目指すべき到達点をはっきり知っており》
《自分を確固として保持し》
《自分の一歩が無駄ではないと確信している》
その者は道に迷ってなどいない!
多少遠回りすることがあっても、最後には勝利するものなのだ!
勝利するはずの者が何を迷うものか!
自信をもって進めいっ!!
そう、迷っているのと遠回りしているのとでは随分違う。
なぜなら「いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな…」
今日!
私は取り寄せた『超級!機動武闘伝Gガンダム』を書店で受け取りいった時、店員さんに「なんという本ですか?」と聞かれ、タイトルを答えるのを「少し恥ずかしい」と感じてしまった。
まだまだ心に迷いがあるな!
精進しよう!!
竹島雄弥が働くランプット
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