市町村の1歳半健診、3歳児健診という乳幼児健診に、心理相談員として入っています。
たくさんのお子さんとママに会います。
扱いの難しいお子さんは、だいたい甘いものが好きなようで、問診票の普段口にしている食べ物は?という質問に、チョコレート、クッキー、ゼリー、炭酸飲料、スポーツドリンクなど、どれも丸が付いています。
ママたちは、このことについて、
歯科衛生士さんから虫歯ができますよ😠、と指導を受けます。
さらに、栄養士さんから、お菓子をあげてしまうから、ご飯を食べなくなるのですよ😠、と指導を受けます。
そうして、夜寝つかない、ママを噛む、弟妹を叩く、といった悩みで心理相談にまわってきます。
指導フルコースです。
こうしたお子さんのママのお話をうかがって、とてもママが気の毒になります。
お菓子や甘い飲み物は、強く欲しがるけど、
朝昼夜のお食事は、食べたがらない、
すぐに飽きて遊び始めてしまう、
離席してしまう、
歯磨きを嫌がってさせてくれない、
うかがうとこうしたことに、ママたちは毎日、苦戦しているのです。
ちっとも言うことを聞いてくれないのですもの、これでは、さぞ大変なことでしょう😣
こうやってお話している間、お子さんはあちこち歩き回っていたり、走り回ったり、床にゴロゴロしたり、他のお子さんのおもちゃを持ってきてしまったり、確かに大変だ😆 と思います。
一方、
静かに固まって動かなくなっているお子さんもいます。
保健師さんの問診や身体測定、歯科健診、内科健診、その度に大泣きします。
ママは、うちの子、前もそうだったんです。うちでは元気でよくしゃべるんです。とっても内弁慶で…、と言います。
どちらの子も、とても扱いが難しいです。
お菓子も飲み物も、頑固に欲しがります。
ママは疲れ果ててしまうのですね。
ママに子どもをコントロールできる能力がないと言われれば、否定しにくい。
この子もとても頑固で、言ってもなかなかきいてくれない、私が面倒を見てもそうだと思います。
お子さんにとっても、自分にはどうにもならない感覚なんですよね。
と栄養士さんや歯科衛生士さんに、繰り返しお話してきました。
ずいぶんご理解くださって、歯科指導、栄養指導中にこんなお子さんの様子があった、ママは大変そうだった、という話題が出るようになりました。
また、こうした健診から思うことは、
アンバランスな発達なお子さんは、甘いもの、糖質への依存が強いと感じます。
器質的なテーマなのかもしれません。
糖質は、覚せい剤のように、脳に強い刺激を与えているように見えます。
見えるのではなく、実際にそうだと指摘する本やネットの記事も多いですね。
私もそうだと思います。
私も甘い物大好きで、怖さを知りつつもやめられません。
今は、代替物として、果物、サツマイモ、ナッツ類が私のおやつです。
たまにお付き合いで、アイスクリームやチョコレートを食べると甘辛くて喉がヒリヒリします。