今週の冒険者 #35 | 振り向けば二次元

今週の冒険者 #35

今日の主役は……一応、さくら姐さんと蒼太にスポット多めに当ててたものの、ミッションはチーフの一人勝ちだったり、印象度は牧野先生が一番強かったりしました。

今日のプレシャスは、以前、サージェスが回収に失敗したことのあるものと聞いて、真墨は"不滅の牙"にも失敗例があったのだと思って大喜び。
でも、その時のミッションにはチーフは関わってなかったようです。
何故関わってなかったのかは謎のまま終わりました。
勝手に理由をつけるなら……チーフは単独で別の宝を回収に行ってたから、ってのは如何かしら?
もしくは、新しく加入したばかりの蒼太とさくら姐さんのテスト任務として、Mr.ボイスの指示で敢えてチーフは関わらなかった、と…。

ダークシャドウの取引現場候補が二カ所あり、どちらが本当の取引場所か解らないので、チームを分けて両方の現場を押さえることになりました。
蒼太&さくら姐さんのリベンジ組と、お子ちゃま3人組に分かれて現場に向かうボウケンジャー。チーフはサロンでバックアップ。

リベンジを誓う蒼太とさくら姐さんは、研究所に潜り込んで、警備員さんを殴り倒して縛り上げて床に転がして、警備室を乗っ取りました。
すると、風のシズカが研究室に登場。
本来ならばシズカに気づかれないように研究室に一気に殴り込みをかけるべきところですが、近くの部屋でコーヒーを飲んでいる女性が居たため、蒼太が館内放送をかけてしまいました。
まぁ、あの口調で放送かけたらバレバレですね。
話の都合でピンチとなる場面を作るためとは言え、かなり不自然な行動でした。
あの部屋は現場までの通り道で、蒼太達は警備員の服を着てるんだから、現場へ向かう途中で直接蒼太が避難指示すればいいことです。
それでも、さくら姐さんは「やると思いました」の一言で済ませてしまいました。

お子ちゃま3人組は、引っ越し屋に変装して現場に張り込みました。
でも、運んでるのは空箱であることが見え見えでした。ダメだよぉ、もっとちゃんと荷物らしく持たなくっちゃ。映ちゃんが軽々持っててもそんなに不自然じゃないけど、菜月が楽々持ってたら怪し過ぎです。
その怪しさを、似合い過ぎる真墨のハマり具合でカバー?
更に、映ちゃんもヤンキー上がりのバイトっぽくてそれなりに自然に見えるので、なかなかいい変装シチュエーションだったと思います。
こちらは、誰かを殴り倒したりしてなかったようなので、あの制服やトラックや箱は全部サージェスのものなんでしょうね。
もしかして、サージェスはボウケンジャー達が壊した街の再建工事の受注のみならず、避難の為に引っ越しを余儀なくされた人達の引っ越し作業も請け負ってる?

お子ちゃま3人組の方には闇のヤイバが現れました。
ついでに、カースも現れました。
ガジャ様ってば、まだダークシャドウに売り込みしてたんだぁ(^o^;)
ジャリュウと違って、カースはお芝居も出来るようですね。

蒼太の館内放送のおかげで存在がバレたリベンジ組は、セキュリティシステムをかいくぐって現場へ向かいました。
館内システムをハッキングして、一時的に防犯システムを麻痺させたり扉を開けたりする蒼太。
そして、現場に突撃するさくら姐さん。
見事な連携プレイでした。
解けてしまった髪を、蒼太が投げて寄越した紐で束ね直して気合いを入れるさくら姐さんはNiceでした♪

2人がピンチになってた頃、駆けつけたお子ちゃま3人組とチーフが建物の外で合流。
でも、このチーフはどこか変です。それなのに、お子ちゃま達は誰も気づきません。
それって、お子ちゃま達から見ると、普段からチーフはおっさんくさいってことですか?

さくら姐さんがマモリガミのケーブルを切ったおかげで、蒼太も外で待機してた4人も現場に集結。
「わ~い、引っかかった~♪」
と、こっちも囮だったことを明かして喜ぶシズカでしたが、ボウケンジャー側もその場に居た全員が囮でした。
牧野先生と入れ替わったチーフが、本当の取引現場でこれまた本当の取引相手を殴り倒して縛り上げて転がして、ヤイバに偽札を掴ませてプレシャスを持ち逃げしてました。
ネガティブ相手とは言え、偽札使ってだまし取るのは詐欺じゃないのか?(-_-;)q
ああ、でも、ささやかとは言え暖をとるには使えるか。
悔しそうに偽札をいろりに焼べるヤイバがもの哀しかったです。

逃げ出したマモリガミを追って外に出たボウケンジャー&牧野先生。
チーフの真似してスタートアップの指示を出したり、ちゃっかり名乗りに参加する牧野先生がGoodでした♪(^_-)b
でも、チーフがちゃんと連絡入れたり変身してたんだから、牧野先生が持ってたアクセルラーは偽物だよね。ぃや、真墨が壊した後に作った予備とか?
とにかく牧野先生はスタートアップ出来ないので、名乗りは真墨から。
しかし、映ちゃんが名乗った後、
「メカニック牧野!」
などと名乗りを上げ、見よう見まねでポーズを取る牧野先生がお茶目です。
その上、決めのポーズを取った時に背後に浮かぶボウケンジャーマークにしがみつく牧野先生という演出まで有りました。
レッドジャケットを着てマークにしがみつき、ツルンと滑り落ちてくる牧野先生がいい味出てました。

更に牧野先生は、戦闘が始まると後ろから応援。
ええ、普通の人間はあんなところから飛び降りられません。
蒼太がデュアルクラッシャーをぶっ放す頃には降りて来てたので、声援を駆けた後急いで建物の中を回って駆け下りて来たのでしょう。

チーフの居ない戦闘時はサブチーフのさくら姐さんが仕切るべきなのでしょうが、実際は映ちゃんが仕切ってました。
でも、誰からも文句は出ませんでした。
映ちゃんは一番の新参者なんですが、「お前が仕切るな!」という人は居なかった模様です。
言われた内容に不満がなかったのか、オレサマの勢いに従ってしまったのか…。キング・オブ・オレサマのチーフの指揮で戦い慣れてるボウケンジャーは、オレサマ口調の指示に反射的に従ってしまう体質になっているのかも知れません。

マモリガミが巨大化すると、チーフがゴーゴーボイジャーに乗って現れました。
破壊力が有り過ぎるので欠番にしようと思ってたけどピンチだったから仕方なく出した、なんて言われていた兵器も一度呼び出してしまえば標準装備扱いです。
チーフったら街中にあんなもので乗り付けて……ここに来るまでに一体どれだけ街を破壊して来たんですか?(汗;)
大体、マモリガミ程度の敵にいきなりボイジャーで出撃かよ(^o^;)
もしかして、サイレンビルダーだけじゃなくビークル全部まだ修理中か?

「乗れ!」
と言われて、素直に乗り込む蒼太とさくら姐さん。
一方、乗り込む前に菜月を取っ捕まえて
「俺達このままじゃイイトコなしになっちまうぞ」
とハッパをかける真墨。
そして、牧野先生に呼び止められて
「高丘さん。サイレンビルダーはまだ修理が終わってないんです」
「それじゃあ、オレサマは今回イイトコ無し決定かよ」
と、すっかり巨大ロボ戦ミソッカスが板につきつつある映ちゃん。
それぞれ良い感じでした。
そして、傍観者と化していた間も映ちゃんはスーツを脱がなかったので、決着がついたときに喜んだ牧野先生の手がシルバースーツの肩に…。
あぁっ、手形が付くぞ、スーツが曇るぞっ!!そのスーツに触れる時は手袋必須~~~!(((( ;°Д°))))

今回のロボ戦で垣間見えたゴーゴーボイジャーの操縦法も面白かったです。
対空砲を打つ時は、ハンドル脇のシフトレバーを交互に上げ下げ。
合体シフトはクラクション(笑)
しかも、合体は誰かが強行すれば出来てしまう、と…。

ケーブルで締め上げられて身動き出来なくなったゴーゴーボイジャー。
「こうなると、一度システムダウンして……」
「そんなまだるっこしいことやってられっか!」
「分離しちゃえばいいじゃん♪」
そんな訳で、真墨が合体シフトON!
常識組が止めようにも、菜月に「やっちゃえ、やっちゃえ♪」と煽られて、真墨が止まる訳がありません。
当然、真墨はクラクションボタンをバンバン叩きまくります。
しまいには菜月も一緒になってクラクションボタンをバンバン!
すると、何と合体出来てしまいました。

ミッション終了の帰り道、本当の作戦を内緒にされてたお子ちゃま3人組はおかんむりです。
「だって、お前らはすぐに顔に出るから…」
ええ、そうなんですけどね。"敵を欺くにはまず味方から"とも言いますし。
でも欺かれた味方としては、あまり嬉しくはありませんよね。ましてや、すぐ顔に出るくらい子供なんですから、「そういうことなら仕方ない」なんて大人の対応は出来ません。
「ごめん、ごめん」とでも言うように手を合わせて拝まれたくらいでは許せません。
もっとも、子供なのですぐに懐柔されます。
「ここは一つ、私が焼き肉をパーッと御馳走しましょう!」
「焼き肉?」
「焼き肉♪」
「焼き肉(笑)」
「さぁ、焼き肉に向かって、アタック!」
「アタック」「アタック」「アタック~♪」
あっさり機嫌が直りました。
「ちょっと待て、俺ってあんなんか!?」
牧野先生の「アタック!」を見て、ちょっと凹むチーフ(笑)
それを宥めながら、さくら姐さんと蒼太も焼き肉にアタック!

ところで、映ちゃんも焼き肉食べるの?好きなの?
野菜しか食べないのかと思ってたので、映ちゃんが焼き肉で機嫌直したのを見て不思議に思いました。
もしかして、焼き肉屋には映ちゃんの好きな野菜メニューがあるのかなぁ?
それとも、牛角の肉だけは食べるとか…(^_^;)

さて、今回のおまけコーナーは初の巨大ロボットと言うことでバトルフィーバーJだったのですが……オチはまた国旗かよ(呆)