今週の冒険者 #22 | 振り向けば二次元

今週の冒険者 #22

今日の主役はさくら姐さん。
動物にされたチーフ達を元に戻す為、必死に頭を回転させ作戦シミュレーションを展開してました。多分、徹夜でしょうが……チーフの為なら眠気なんて感じない?

非常ベルの音に続いて真墨と菜月の悲鳴が上がったと思ったら、姿を消していた2人。
しかも、そこでは風のシズカが捕虫網を持ってカナリアを犬を追いかけ回していました。
でも、報告したさくら姐さんもそれを聞いたチーフや蒼太も、夜にカナリアが飛んでたことを不思議に思わなかった模様です。
ちなみに、オレサマは自由行動中(笑)

現場に戻ってみると、そこには追われていたカナリアと犬が待っていました。さくら姐さんは「インコ?」って言ってましたけど…(^_^;)
予告で正体を知ってる視聴者としては、「お前ら、自力で基地に戻ろうとは思わなかったのか?」とツッコミたくなりました。
もしかして、逃げ延びた後すぐ基地に帰ろうとしたけど、夜は閉まってる扉を開けられず、開くのを待ってたら昼間は美術館の職員に追い払われて入れなかったとか…。
それで現場に調査にくるであろう仲間を待っていたとしたら、賢明とも言えます。
ちなみにこの時も、オレサマは自由行動中(笑)

さくら姐さんはその正体を知らぬまま犬(真墨)を使って風のシズカを追跡。
いつ手に入れたのかは謎のリードを付けられながら、真墨が大人しく言うことを聞いて犬らしく働いていたのは、
「案内してやるから、早く元に戻してくれよ」
という意思の表れだったように見えました。

真墨犬の案内で風のシズカ達を見つけたと思ったら、またしても捕虫網で鳥を追い回しておりました。
動物を会話出来る『ソロモンの指輪』を使って、人間の頭脳を持った動物を手下として使おうって計画だったようですが、会話が成り立っても、指示に従うとは限りませんよね。その拘束力のなさは、捕虫網で追い回してることで実証済(^_^;)
元が人間だけに、反抗的です。捕まえて閉じ込めて脅して……手下育成は長い道のりです。元からそんなに頭悪くないんだから、基本的な調教を済ませた犬を使った方が早いんじゃないかしら。細かい指示を与えるのに指輪を有効活用すればいいんです。

前半の戦いシーンは笑いの連続でした。
ツクモガミに挨拶されて、挨拶を返す蒼太。礼儀正しいと言うかノリが良いと言うか…。
更に、マジックに本気で感心していたようです。
その度にさくら姐さんに叱られる図がNice♪

戦いの中で、さくら姐さんを庇ったチーフが金魚にされてしまいました。
さすがにチーフは根性あります。水揚げされながらもかなり長い時間持ち堪えました。ズカンガミとシズカが勝ち誇って説明してる間は元気だった模様です。
おかげで、これまで自由行動中だったオレサマが、シズカが自慢げに見せびらかした『ソロモンの指輪』を横取り。
それにしても、どうして誰も彼も、あんなに悪目立ちするボウケンシルバーの接近に気づかないのだろう?
まぁ、今日の場合は「風のシズカだからな」で説明付きますが…(^o^;)
ここで、予告のあの台詞が出ました。
「オレサマは、眩き冒険者、ボウケンシ……」
「ああっ!!」
「何だぁ?」
「チーフが酸欠です!!」
「チーフ…?酸欠…?」
「撤退します」
……オレサマ、見事な転けっぷりでした(^_^;)q

基地に戻って、チーフ金魚は由緒正しき金魚鉢へ、菜月カナリアは由緒正しき鳥籠へ、真墨犬は室内犬用の柵の中に由緒正しき犬小屋も与えられていました。
これらのペットグッズは、いつ誰が揃えたんだろう?
撤退した直後、酸欠中のチーフを手近な水に放り込んで、皆で買って帰ったのかしら?
そして、さくら姐さんはチーフ金魚を入れた金魚鉢を大切に抱え、蒼太は菜月カナリアを入れた鳥籠をそっと下げ、オレサマは組立式の柵と小屋を担いで真墨犬のリードを引いて帰還(^^)

半信半疑で蒼太が指輪を嵌めてみると
「早く元に戻してくれ」
「蒼太さん、菜月、お腹空いたぁ」
「種、とかでいいかな?」
「屈辱だ!どうして俺が金魚なんだっ!!」
「さぁ、それは僕にも…」
……チーフ、この機に一番訴えたいことはそれなんですか(^_^;)
ぃや、それに、チーフが金魚にされた理由は、ちゃんとシズカが教えてくれてたでしょう。「金魚は嫌がらせだよ~」って…。
揃いも揃って、シズカの言うことはマトモに聞いてなかってってことですかね。
菜月は菜月で、後でさくら姐さんが指輪を嵌めた時にも
「さくらさ~ん、菜月、お腹空いたぁ」
って、もう、会話のチャンスがあればそれかぃ。以前も空腹のあまりしりとりに失敗した菜月。戦隊物の黄色い人らしく、いっつもお腹空かしてるんだね(苦笑)
元に戻った後で
「やっぱり種よりお米だよね」
と言ってたってことは、空腹には勝てずに食べたんですね、"種"(^_^;)q

取引に備えて作戦を立てるさくら姐さん。
まめまめしくコーヒーを運んで来た蒼太と、なかなかいい雰囲気を作っておりました。
「場合によってアドリブも必要ですよ」
「その時は頼みます」
「女の子口説くので慣れてますから」
「アプローチの仕方はともかく、やることは決まっています」
こうして軽く流しながら、徹底したシミュレーションといざって時のアドリブ担当の打ち合わせをもって、いざ取引現場へ。
もちろん、この作戦会議中もオレサマは自由行動中—多分、睡眠中—(笑)

取引決裂して戦いに入り、またしてもさくら姐さん変身の危機。
そこを救ったのは蒼太のサバイバスターでした。
「アドリブも必要でしたね」
……それはアドリブではなく機転だろう。
さくら姐さんの身代わりになって鳩のおもちゃに変わったサバイバスターを、スチャッと腰に戻す蒼太がGoodでした♪(^_-)b
その後も、ちゃんと鳩のおもちゃを腰に付けたままアクションしてましたし…。あはは、ターボレンジャーでデカいパンダのぬいぐるみを背負って戦っていたブルーターボを思い出してしまいます(笑)

トドメを刺そうとデュアルクラッシャーを構えたさくら姐さん達の目の前で、どんな仕掛けか偽デュアルクラッシャーを取り出すズカンガミ。
そんなことが出来るところは凄いけど、相変わらず宝の持ち腐れなのがダークシャドウですね。
菜月カナリアが目の前を飛び回って邪魔してるところに真墨犬が攻撃。ナイスコンビネーション!
更に追い打ちで、膨れ上がったチーフ金魚が飛び上がって水鉄砲を喰らわせました。
きっと皆、元に戻ったらすぐに戦線復帰出来るように、近くに待機してたんですね。菜月カナリアと真墨犬は一緒に来て少し手前に隠れていたとして、チーフ金魚は夜の内にこっそり――きっと元スパイの蒼太が――取引場所の池に放しておいたのでしょう。
チーフ金魚……イルカもビックリの凄いジャンプと、鉄砲魚も真っ青の水鉄砲でした(^o^;)
あの脅威の技の源はやはり"果て無き冒険スピリッツ"でしょうか。
元に戻った後、嬉しそうに駆けて行く菜月と真墨の後ろで、わざとらしく余裕の歩みで恥ずかしそうにちょっと咳払いなどして気を取り直しているチーフもNiceでした♪

戦い終わって皆でお食事。メニューはチャーハン。
不機嫌にそっぽ向いて食べてるチーフの皿にテンポよくグリーンピースを放り込んでる真墨がGoodでした♪(^_-)b
ここで真墨のチャーハンのグリーンピースが真ん中に寄ってたのは、もしかしてまた小皿に出したのを菜月に戻されたのだろうか。それで、今度はチーフの皿に…。
蒼太が茶を持って来た時に初めて気づいたらしいチーフがこの後どうしたのか、気になるところです。チーフのことだから、わざわざ箸に持ち替えて真墨の皿に戻したりはせず、食べてくれちゃったかな(^_^;)
いっそのこと、オレサマがグリーンピースだけを食べ終えたところで皿を交換すればいいのにね。これから真墨は、オレサマの隣か正面に陣取って、オレサマの皿にグリーンピースを放り込めば良いと思います。きっと喜んで食べてくれることでしょう(^_^)

クライマックスでサイレンビルダーと腕パーツを交換したさくら姐さんに、皆ビックリでした。
そんなことが出来るなんてチーフも知らなかったのに、どうしてさくら姐さんだけが知っていたのか……って、実はさくら姐さんも知りませんでした。
「場合によってはアドリブも必要ですから」
そう言って茶を煽るさくら姐さん。
つまり、ちょっとした"冒険"だったと…(^_^;)

さて、今日の30作記念作品紹介はオーレンジャー。
チーフが空手を披露した物の、瓦割りに失敗して痛がっておりました。
マスクマンの紹介の時には板割に成功してたチーフですが、瓦は手強かった模様です(苦笑)