シュトラール候補生一巡-吟遊黙示録マイネリーベ第3楽章 | 振り向けば二次元

シュトラール候補生一巡-吟遊黙示録マイネリーベ第3楽章

収録内容は第4話と第5話と石田彰さんのインタビューです。
第4話はナオジ様が主役で、第5話はルーイ様が主役。これで、シュトラール候補生各々のメインの話が出そろいました。

第4話はナオジ様が、日本から流れて来た詩人さんと出会いその最期を看取ることで迷いを吹っ切るお話。
そのためにナオジ様は予定のイベント開始時間まで戻ってくることが出来なかったので、時間を稼ぐためにまたルーイ様が一肌脱いでくれました。
サプライズイベントでオルフェ様と剣の試合を展開して、ナオジ様の帰りを待つルーイ様。困った時には大変頼りになります。

第5話はルーイ様の政略結婚話。
ルーイ様は条件さえ合えばどんな相手とでも結婚する気があるので、ロマンチストのオルフェ様は相手の女にかなり同情的でした。でも、貴族のしかも上位のひとの結婚なんてそんなものでしょう。オルフェ様だって伯爵家の跡取りなんだから、ある程度は割り切らないとね(^_^;)
ロベルティーネのように相思相愛の結婚相手が見つかるのは極稀なケースだと思います。
当然のことながら、ルーイ様の結婚、というよりはリヒテンシュタイン家が力を付けるのに反対な陣営が邪魔に入ってくれました。
しかし、婚約パーティーに爆弾を仕掛けるなどやり方がガサツなので、カミュに感づかれて失敗。反撃の種をまいただけに終わってしまいました。
結婚話は白紙に戻りましたが、ルーイ様には何の未練もない様子。相手にとっても己に見合った相手と結婚する方が幸せだろうとあっさり言い切るのは、優しさでもあるのでしょう。
この話では、爆発直前にオルフェ様は迷わずルーイ様をかばってたのが印象的でした。最初から打ち合わせてた訳でもないでしょうに、女性よりルーイ様を優先したのは距離の問題なのでしょうか?
嫌いだけど消えて欲しい訳じゃない、ということでしたが、それだけではあのロマンチストでフェミニストのオルフェ様が女性よりもルーイ様を優先する理由としては弱いです。
やっぱり、普段いがみ合ってるだけに相手の存在が大きいんでしょうね(^_^;)