これぞ最高傑作!!-PCエンジン版エメラルドドラゴン
ゲームではPC版、PCE版、SFC版があります。
評価としては、PC版はプレイしたこと無いからノーコメントで、イチオシはPCE版!! 私はこれをプレイする為だけにPCエンジンDUO-Rと天の声バンクとアーケードDUOカードを買いましたが、大正解だったと自負しています(^^)v
キャラ良し・キャスト良しで、ストーリーもなかなか、ゲーム性も悪くないです。詰めてプレイすると1週間弱で終わるので、ビッグタイトルのRPGに慣れてる人には物足りないかも知れないけど、テンポよく進むのでゲームの世界にグイグイ引き込まれます。
ビジュアルシーンが盛り沢山で絵が綺麗!!
最初にプレイしたPCE用ゲームがこれだった為に、後から買った別のゲームのビジュアルに不満たらたら。でも、本当はそっちが普通だったんだなと気付いたのは更にいろんなゲームに手を出してからのことでした。
また、声付き部分が贅沢に入っています。雑魚まで合わせて全部録画したら、シーン毎に入れた数秒の余白を含めて158分もありました。
しかも、普通は見ないようなケースに声付きの台詞が入っているんです。例えば、ホスロウさんに共同作戦を持ちかけられた時に断った場合とか、ワラムル大先生に薬草採取の誘いをかけられた時に断った場合とか…。素直な人は、最初の段階で「はい」って答えると思いますが、ここで断ると(1回目だけ)声付きで脅迫してもらえます。
声付きじゃないところでもいろいろ遊び心があって楽しいのが「相談」コマンドです。ちょっとでも環境が変わったら、とにかく「相談」を実行してみると面白い会話が見られたりします。
好きなキャラは複数いますが、イチオシはワラムル大先生♪
以下、アトルシャン・サオシュヤント・ヤマン・ファルナ・ハスラム・タムリンって続きます。
この辺のことはSFC版でも同じですが、全体的にPCE版のキャラの方が好みです。
例えばワラムル大先生の場合、SFC版になると戦闘中に「ワラムルのメス」で真面目に戦闘に参加してくれますが、私としては戦闘が始まるなり透明化して高みの見物を決め込み味方が状態異常になった時だけ嬉々として回復魔法を唱えるという行動の方が似合ってる気がします。
サオシュヤントも、ヤマンの墓のところでいきなりアトルシャン達の背後に現われて場をさらっていく方が良いなぁ。ただ、PCE版だと戦闘中は役立たずなんですが…。公式ガイドでは「弓の天才」とか書かれてますが、命中率悪過ぎですわ。逆に、「攻撃の役には立たない」と書かれているヤマンの方が頼りになります。
アトルシャンは、PCE版の方が大人っぽいかなぁ。SFC版をやって初めて気付く、角を折るのはやはり大変なことなのだな、と。PCE版のビジュアルシーンでは、苦しげにしながらも淡々と話していたから結構平気なのかと思っていたけど、SFC版では角を折った後の痛みに呻いてましたわ。実は凄く痛かったんだね、アトルシャン(-_-;)
注目すべきは最初のダンジョンです。
落とし穴イベントが起きて画面が地下牢に移ったところで、派手な音を立てて落ちて来るアトルシャン。あの音からしてかなりあちこちぶつけてます。挙げ句に穴から抜けたところでくるくると回転して顔面からドベシャッと着地。しかし、そこでビジュアルシーンに移ると、顔は無傷な上に押さえているのは後頭部。あんなに派手に顔面から落ちたのに、痛かったのはダクトの中でぶつけた後頭部だったようです(苦笑)