忠犬は何処へ?-遙かなる時空の中で 3 プレミアムBOX | 振り向けば二次元

忠犬は何処へ?-遙かなる時空の中で 3 プレミアムBOX

「遙かなる時空の中で」シリーズ第3弾です。
前の2作とはシステムもキャラのタイプも大きく変わっています。

特に八葉の変わりようには驚きました。
天の青龍と言えば『青い忠犬』だったのに、今度の天の青龍は実にノリが軽いです。心の内にはいろんな苦悩を抱えているものの、表面上はかなりちゃらんぽらんでいい加減な奴です。
地の青龍はシリーズが進むに連れてしがらみが増えてますが、熱くなりやすく我がままなところは変わってません。
朱雀コンビはどちらも大変前向きになりました。特に天の朱雀のヒノエくんは、前2作が後ろ向きで視野が狭くてボキャブラリー不足だったのに対し、前向きで視野が狭くて口が達者になりました。とにかく、2人とも女性のあしらいがメチャクチャ上手いです。何かにつけてサラッと口説いてくれます。
天の白虎はあまり変わってません。譲くんは真面目な眼鏡くんです。ああ、良かった、変わってなくて…(^o^)
地の白虎は、ノリが軽めではあるものの余裕が無くなりました。
玄武コンビは全然変わってません。相変わらず天の玄武は大変後ろ向きでじれったいです。敦盛くんは、その弱々しさがツボです。そして、地の玄武は相変わらず皆と違う次元を生きてるような人です。余計なことは言わないし、必要なことでも言わなそうな雰囲バリバリです。
そして今回は黒龍の巫女も味方だし、白龍も一緒に戦います。黒龍の巫女の朔はとっても良い人です。白龍は子供バージョンは可愛く、大人バージョンは奇麗です。

好みのキャラは、ヒノエくん>譲くん>敦盛くん>朔>白龍(小)♪
もちろん、声は譲くんが一番好きなんですが…。見た目でヒノエくんの勝利です。

さて、システムは完全に前2作とは別物です。
でも運命上書きシステムはなかなか面白いし、時間制限がないのが嬉しいです。
ジャンルとしては恋愛SLGではなく恋愛RPG?
とにかく、指示の通りに目的地へ真っすぐ向かったりせず、拠点の近所で怨霊に喧嘩を売りまくり、一緒に戦った八葉同士の絆や自分と八葉の絆を高めるところは、「アンジェリーク 天空の鎮魂歌 」に似ています。稼ぐのはハートではなく五行の力で、それを使ってキャラを強化していきます。術を使うのには五行の力を消費しないってのも新しいシステムですね。
運命を上書きしながら周回を重ねるうちに、強化するネタがなくなって五行の力が余りまくります。
絆も最高レベルまで上がってて、あとはもう恋愛イベントに集中するだけ!
サクサク進めて全EDを見て全スチルを集め終えた時には感無量でした。

そうそう、プレミアムBOXには扇とCDがついてます。
扇は奇麗だったけど使用にむいてません。でも、飾り扇だからこういうもんでしょう。
でも、CDもあまり面白くありませんでした。もう少しひねりの利いた面白みのある内容にして欲しかったと思います。