Cumin。



こしょうのように少しピリピリとして、わずかに甘い味と香りのスパイスで、

あたたかい料理によく合います。

日本ではクミンって発音されているけど、英語での発音は/'kyu:.min/(キューミン)。

メキシカン料理のレシピによく出てくるこのスパイスは、

最近ではインディアン料理や、南アフリカン料理、地中海料理、中国料理にまで幅広く使われていて、

豆類、ライス、ソーセージ、ナス、ラム肉、豚肉、じゃがいもなどとの相性はバツグン

このCuminの歴史は5000年以上も前にさかのぼり、

エジプトの人々がスパイスとしてだけではなく、

ミイラを埋葬する為の過程で使う材料だったそう

と、いうのもその昔、Cuminはなくてはならないスパイスの1つとして高く評価されていたようで、

人々はCuminの種が愛や信頼をもたらしてくれるものとして信じていたようです。

結婚式に招待された人々がCuminの種を持って参加したり、

戦場へ送られるソルジャー達はCuminの種が入ったパンを

非常食として持って行ったりしていたという事実もあります。

古代の人々がここまでCuminを重要なものとしていたなんて

なんだか神秘的ですね

薬草としても広く使われていて、たくさんの効能がありますが、

主として、体の中の尿やガスを促し外へ運び足す助けをし、

健康な消化機能を作る
働きをしてくれます。

また研究では、糖尿病や、喘息で苦しんでいる患者さんを助けられる成分が

入っていることがわかっているそうです












レシピ     クミンポークステーキ&なすといんげんのレモンバター(2人分)

Ingredients
オリーブオイル..........1/4カップ(60ml)
豚肉(ロース、肩ロースなど)..........400g
こしょう..........小さじ1
クミンパウダー..........小さじ1
塩..........適量
なす..........3本(250g)
いんげん..........200g
バター..........40g
レモンのすりおろしたもの..........大さじ2
レモンジュース..........大さじ2







Method
①豚肉はあらかじめ塩、こしょう、クミンで両面味をつけておく。


②ナスは細切りにしておく。


③大きめのフライパンにオリーブオイルを熱し、豚肉を焼き色がつくまで(厚さにもよりますが、片面3-4分)焼いている間に、同じフライパンの中でナスも焼いていきます。豚肉のウマミをナスに染み込ませるように焼いていく感じで。ナスが焼きあがったら温かいお皿の上に取り出し、冷めないようにホイルをかぶせておく。
豚肉も同様に火が通って焼き色がついたら温かいお皿に取り出し、ホイルをかぶせておく。


④豚肉を焼いたフライパンにバターを熱し、レモンの皮をすりおろしたもの、レモンジュース、いんげんを加え、1-2分炒める。


さて盛り付け。今日はダイナミックに大皿!
まずナスをお皿に広げます。


その上にいんげん、豚肉をのせ、上からいんげんを焼いたレモンバターソースを
じゅわーっっとかけて

このレモンバターソースが絶品です。





クミン x ナス x ポークは最高のコンビ





お家にクミンがあったらぜひ