手術をしては再発を繰り返しているのに医療保険に加入できたと喜んでいたのは今年4月。→その時の記事

最初の4ヶ月は掛金免除と嬉しいおまけ付きだったので、まだ少ししか掛金を払っていないのですが、入院による手術&治療が一旦終了したので、入院一時金の支給に必要な診断書をお願いしたところ…

 

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•́ω•̀)ん?

胸腹裂孔ヘルニア手術?

いったい、どの臓器が胸腔内に入り込んでいたっていうの?

てか、2時間ちょっとの間にそんな手術までやってたとは!

Y先生ってば、なーんにも言わないから知らなかった。

 

手術に関する診療報酬の計算方法って摩訶不思議。

初回手術にしても、転移のある人とない人じゃ手術時間も難易度も違ってくるのに、同時に行った場合は同じ点数。

同一手術野又は同一病巣につき、2以上の手術を同時に行った場合の費用の算定は、主たる手術の所定点数のみにより算定する。(一部例外あり・厚生労働省HPより抜粋)

 

ちなみにアタシの場合(1点10円)

 

( 'ω'o[ 初回手術 ]o

麻酔時間…7時間4分

手術内容…両側卵巣及び子宮全摘・腸管癒着剥離・リンパ郭清・横隔膜及び肝臓部分切除術(婦人科及び外科による合同手術)

手術点数…子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)61,500点

 

( 'ω'o[ 再発手術1st ]o

麻酔時間…2時間5分

手術時間…1時間20分

手術内容…腹部大動脈周囲リンパ節切除術(外科単独)

手術点数…後腹膜悪性腫瘍手術51,510点

 

( 'ω'o[ 再発手術2nd ]o

麻酔時間…2時間44分

手術内容…左噴門リンパ節切除術・胸腹裂孔ヘルニア手術(外科単独)

手術点数…後腹膜悪性腫瘍手術51,510点

 

※再発1st以外は正確な手術時間がわからないため麻酔時間を掲載。

 

手術にかかる時間も全然違うのに、婦人科&外科の合同チームで挑んだ初回手術と、Y先生単独で臨んだ再発手術が10,000点(10万円)しか違わないなんて!

 

初回手術の場合でいえば、転移がない人でも61,500点。

進行癌の人で転移巣切除や腹膜播種によるレーザー焼灼が追加されても同じく61,500点。

進行癌患者は割に合わないと手を抜くことなく頑張ってくれた先生方に今更ながら感謝。

 

それにしても、手書き文字を目にする機会がなかったから気付かなかったけど、生真面目先生って歴代の主治医の中で一番字が下手…。

 

文字が美しい→手先が器用

且つ書く速度が速い→手術も緻密かつ速い

こんな偏ったトンデモ先入観を持っているアタシ。

※実際、外科のY先生は文字も美しいし、書くのも速い。

 

誠実で思いやりにあふれた主治医先生のことは大好きだけど、正直Tちゃん(前々主治医)が執刀してくれてよかったってホッとしてしまった。

生真面目先生よ…スマヌ。

 

同じ保険に加入している職場の癌患者仲間からは「そんなにたくさん保険金は下りてこないから期待するな」と釘を刺されているけれど、アバスチン&ドキシルは余裕で自己負担限度額を超えるので、少額でも嬉しいっ♡

 

てなワケで、昨日は3クール目。

ブーツは着脱しづらいと、お仕事&ケモ用にUGGのモカシンを新調♡

ヴィヴィットピンクなカラーにテンションうp。

 

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午後から出勤するため、心臓に負担のかからないギリギリマックスの速度で投与開始。

ヤンセンファーマーから出ているパンフレット(→)に、「ドキシル®治療中、特に投与前日と投与後5日間は、手足や皮膚に摩擦や圧力がかかることをなるべく避けましょう」と書いてあるにも関わらず、日曜は国際交流イベントのためテント設営(9張)に勤しんでいたアタシ。

せめてもの悪あがきを…と、アイスノンを入れた大きめの保冷バッグに足を、ミニ保冷剤を入れた台所用ミトンに手を突っ込み、せっせと自前のグッズでアイシング。

血管痛とは無縁のオンナなので、最後の流しは最速で落としてもらい、終わるやいなやダッシュで会計へ。

 

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計算してもらってる間にお薬手帳にシールを貼るのも忘れずに。(体表面積も記載されていて便利)

今回から多数回該当ということで、医療費の自己負担限度額も月約90,000円→44,400円に下がりました♡

 

あとは、保険会社から入院給付金が支払われるのを待つばかり。

楽しみっ!うひっ!

 

 

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