輪廻転生に理解のあるかたなら、

因果応報という概念も理解できる

と思います。


因果応報というのは、魂の学習カリキュラムであり、

たましいが過去世で行ったことに対する通信簿でもある。


過去世で他人を苦しめた人は、今世で他人から苦しめられる。

苦しむことで過去世の行いの埋め合わせをするとともに、

その体験から魂が何かを学び成長する。


もし、今苦しんでいるとしたら、その原因は過去世かもしれませんね!


どんなに混んでいる電車でも、たまたま前に座る人が降りて座れたり

というようなことが、度重なる人がいます。

もしかしたら、過去世で席を譲った徳を積んでいたかもしれませんね!


また、星野源さんは歌手であり、役者でもあります。

インタビューで歌手の中に入ると「役者でしょ!」と言われ、

役者の中に入ると「歌手でしょ!」と言われ疎外感を感じている。

と話していました。


もしかしたら、中庸を学んでいるのかもしれない!

と思いました。



魂の学習がすんだら、苦しい環境から開放されると思いがちですが、

魂の学習が終わっても過去世の負の遺産が消えるまで

苦しみはむ続きます。


その逆で、過去世で徳をいっぱい積んだ人は、

今世で悪いことをしても、過去世の徳がある分だけ、

いいこと、ラッキーを受けられます。


本人の人間性に関係なく!



魂の学びが進んでる方は起る出来事に一喜一憂しない。

他の人と比べることも無く、淡々と生きている。

俗に言う「器の大きい人」です。


また、徳の、ある方は徳が積みやすく、

業のある方は、業を増やしやすい。


例えば、過去世で何かお金に関する徳を積んでいたら、

因果応報で、今世はお金まわりが良くなり、

そのお金で困っている方を助けたりすれば、

それが徳積みになる。


過去世で誰かのお金をだまし取っていたら、

今世では、騙されてお金を失う。

お金がないから、他の人を経済的に助けることは難しく、

逆に自分が苦しいので、お金に汚くなったり、他の人をだまして

お金を奪うと新たな業をつくってしまう。


例えば、雨の日コンビに買い物に行く

買い物がすみ、外に出ると傘が盗まれていた。

まだ雨は降っている。

傘立ての中には、ビニール傘がたくさんささっています。

心の中で、
「濡れて帰る」
「傘を買う」
「ささっているビニール傘をかってに借りる」
という選択にせまらせる。

ここで、ビニール傘をかってに借りることを選択したら、

新たに業をつくることになる。


もし、不運や不遇、恵まれない環境にいるとしたら、

この環境が魂が学習するのに一番ふさわしいもの、

過去世のカルマを解消していると考えて、

徳を積むよう心掛ける。


それが、八正道の1つ正思になる。

と考えています。