三国志13 これでは同盟軍と共闘できない | ふぇりっくす日記

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三国志13。


戦争はそこそこ面白い部分もあるんですけど、指揮権や外交が壊滅的にダメなので、ゲームとして成り立ちませんね…。





本編の2つ目のシナリオでプレイした状況をサンプルとして。

(反董卓連合の起こるシナリオ)


歴史イベントなしの設定で、劉備軍の横の空白都市に新武将で旗揚げ。

劉備と同盟を組み、北から攻めてきた袁紹軍から城を防衛するため援軍を依頼。


劉備の援軍が到着したら、自動的に自分が彼らの指揮を執ることに。

主将に全ての指揮権がある仕様のようです。


これはゲームプレイヤーとしては、効率的に戦えるので悪くはない。

ロールプレイの観点からは、援軍の指揮権を自動的に得てしまえるのは少し微妙。


それでも、ここまでは一長一短。

その後が壊滅的に良くない。


劉備と協力して袁紹軍を撃退して、袁紹の本拠地の兵力が激減。

そこを今度は、劉備から強襲。


こちらも防衛戦のお返しで、劉備に援軍を派遣。

すると何故か、3部隊で行ったのに、私の指揮権が主人公の1部隊のみ。

残りの2部隊は、劉備が勝手に操作してました。Σ(゚д゚lll)


この仕様、ほんと困るんですけど…。(;´Д`)


配下として仲間の援軍に行けば全軍の指揮を任されるのに、同盟君主として援軍に行けば自軍を接収される…。


極端から極端です。

自分の部下の精鋭だけを操作して共闘する選択権が、プレイヤーにない。(涙)



しかも勝手に指揮された我が精鋭部隊が、城門前で何をするでもなくウロウロして、城壁上の敵にボコボコ削られて撤退していく。

これ、同盟国の軍でも士気を低下させるだけの行動だからイラつくのだけど、我が軍のなけなしの正規部隊でやられるとストレスMAXです。



まぁ結局は、

陣に引きこもった劉備や、城門が空いてるのに雪崩込まずに城壁の周辺でウロウロして矢で射すくめられる関羽・張飛を横目に、主人公の部隊が単独で敵を壊滅させたのですが…。




何故か奪った城が、うちらの所属になってました。(;´Д`)ナンデ?


あくまで劉備の援軍に行っただけなので、城を貰ってもありがた迷惑なんだけど。


これでは、主人公ひとりで援軍に行く意味すら、無い…。(汗)



今までのコーエー三國志シリーズや、他の歴史モノでも 「攻撃側の援軍が城を占領する」 なんて仕様なかったし、他のゲームでも援軍は援軍なりの戦利品だけ得るのが普通。






三國志13の場合、作り手の設計ミスか、テストプレイ不足か。

基本的なシステムが、前作より数段劣ってますね…。


君主で同盟を組まずに遊ぶ(もしくは同盟国を使って自勢力を伸長する)、という視点でしかゲーム設計されておらず、一武将として遊ぶ場合のユーザー視点が欠如しています。


かなり修正を重ねないと、現時点では人にオススメできる内容じゃない、かな。