私の思い込み その24 | こころのおにぎり。

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潜在意識と顕在意識

学生の頃から知ってはいたが、

二年半ほど前から始めた学びの中で、

ずっと出て来た言葉のひとつ。

 

目には見えないけれど研究されていて、

その存在は常識として知られている。

実際に見えて存在する脳の仕組み、

原始脳や旧皮質、新皮質などの働きと

関連して伝えられる事もあると思う。

 

正しいか間違っているか、

ではない部分だと思っているが、

私たちには見えないが故に

解釈や認識もかなり色々だと思う。

 

顕在意識は検閲の役割をすると聞いた。

潜在意識からあがってきた情報を

そのまま行動に移していいかを

確認するらしい。

例えれば、

工場で作った物を商品として

出していいかをチェックする

役割があるけれど、

まさしくそんな感じだそうだ。

たまに商品を開けると

責任者のハンコだったりが押された紙が

入っていることがある。

それと同じ仕組みらしい。

 

よくインナーチャイルドだとか、

思い込みの解放などという

セッションがある。

その際に潜在意識から

湧き上がってきたものに対して

セッションを行うのと、

インナーチャイルドありき、

思い込みありきで行うのでは、

微妙に違うらしい。

ありきで行う場合は、

検閲機関であるはずの顕在意識が、

まずあるのだと認識してから

潜在意識に問いかけるような

形になるのだろう。

そうであれば、

それこそが思い込みに

なるのではないだろうか。

 

思い込みを外したいのに

思い込みから入るならば、

潜在意識の情報は

素直にヒットするものだろうか。

なんだかややこしい話で

あるような気がする。

 

思い込みを解消する施術を

されている友人が言っていた。

この手法だけを盲信すると

危険かもしれない、と。

どんな事でも、

100パーセント正しいものは

ないのだと思う。

要は、どんな気持ちで行うか、

どういう在り方で接するか。

それに尽きると思う。

 

できる私に溺れてしまえば、

相手に対して押し付けに

なってしまう事もあるかもしれない。

クライアントが持っている

本来の望む姿であったり

進む方向だったりとは

微妙にずれた結果を

作り出す事になりかねない。

 

ここが悪い、

あそこを直した方が良いなどと、

自分の見識から意見することは

簡単だと思う。

それが相手にとって

良いことかどうかは置いといて、

だけれども。

 

けれど、

今のあなたはオッケーだと認めること。

今ある状態をイエスだと認めること。

先ずはここから始めることができれば、

素直な潜在意識の声が

聞けるのではないかと思う。

そしてその心と考え方であれば、

今あるあらゆる手法は、

より相手に寄り添うものに

なっていくのではないか。

 

いつなんどき、

私が何をしていこうとも、

この事だけは貫いていきたいと

密かに思っている。

 

 

 

 

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