今回は,


どのくらいの弁護士がビルを持っているか


についてです。


まあ,本当のところはわからないのですが(笑),

「事務所が入っているビルの名前に,『弁護士』『法曹』等のキーワードが含まれるもの」

をカウントしました。


そして,4年前に行った同じの調査の結果とも比較してみました。

http://ameblo.jp/lawyer-ichifuji/entry-10704953493.html


すると,,,


まず,人単位で,


         H22  → H26

「弁護士」  460人 → 452人

「法曹」  352人 → 367人

「法律」  30人 → 30人

「法務」  152人 → 315人

「リーガル」  50人 →  70人


となり,この弁護士大増員時代にかからわず,

「弁護士」ビルに入っている弁護士は減少し,

「法律」ビル不変「法曹」ビル「リーガル」ビルの弁護士も微増に留まっていました!


一方で「法務」ビルの弁護士が倍増していましたが,これが何故なのかは今のところ不明です。


また,イソ弁を除く趣旨で,事務所名の重複を排除して,1事務所1回のカウントとしたところ,


       H22  → H26

「弁護士」 254 → 241事務所

「法曹」 143 → 139事務所

「法律」 18 → 19事務所

「法務」 103 → 199事務所

「リーガル」 25 → 33事務所


となり,「法曹」ビルに入っている事務所が減少したほかは,概ね人単位の結果と同じとなりました。


以上から言えることですが,


「弁護士」ビルは流行っていない。


「法曹」ビルも流行っていない。


「法務」ビルは激増しているが,一体何があったのか。


真相究明を急ぐ,,,予定はありません(^^ゞ


前回に続いて,東京の弁護士がどのくらい増えたかがテーマです。

今回は,多摩地域です。


まず,結果はこのとおり↓。



多摩の弁護士の増加具合


多摩全体の増加率は,3割

23区の増加率(約2割)を軽く上回っています!


そして,私が仕事をしている立川市は,なんと35%増!!


かなりの激戦区になっているではありませんかっ。


まあ,3年前に事務所を出したうち(3人)も増加させた側ですが(^^ゞ


多摩もそんなに余裕ではないですよ~。

(多摩進出を目論む23区の弁護士向けアピール)


頑張ります。


今回は,単純に東京の弁護士がどのくらい増えたかを見てみます。


例によって,4年前のデータとの比較ですが,23区ではこんな感じです↓


弁護士数の変化 23区


4年前と比較して約2割増し


まあ,こんなもんかなというところでしょうか。


弁護士が減った区は無く,増加率として最も大きかったのは葛飾区でした。

といっても,元々の数との兼ね合いですので。



千代田区は,4年前は9.3人に1人が弁護士でしたが,

http://ameblo.jp/lawyer-ichifuji/entry-10584022213.html

現在では,さらに下がって,8.96人に1人が弁護士です。

※千代田区の人口は,平成26年9月1日の推計人口52,995人としています。

http://www.toukei.metro.tokyo.jp/jsuikei/js-index.htm  


ますます弁護士だらけですね~。


次回は,私が仕事をしている多摩地域の弁護士数の推移を見てみます。

23区と比べて余裕なのか,それとも。。?