我が国には古くから「心技体」という概念がある。

人格を鍛え、精神を統一させれば、凄い技を繰り出すことが出来る。そう考えるのならそれは間違い。

⇒その通りでしょう。これは、素人にもわかる。

 

脳と体の機能の仕組みから考えると、心・技・体の機能はお互いに連動する“システム生命科学を基本にしています。なので、強い体を基に、独自の優れた技術を編み出すことによって、初めて強いこころが生まれるのです。

 

⇒システム生命科学、といわれると素人には、分からないが、心技体という概念は、どんな概念かが分かっているので、それがシステム生命科学を基本にしているか否かは、ここでは問わない。学者さんの理論づけだから。また、将来、異なる立論をする学者が現れるだろうから。

 

ここでの問題は、選ばれた選手が実力を発揮するには、どうすれば良いかが問題になっているのですから、それが「科学的」なトレーニングか否かは問うところではないのです。

 

日本人は、選手にメダルを取ってもらいたいだけです。

(この稿続く)