「内向きの世界帝国日本の時代がやって来る」とは、増田悦佐氏の著書の題名である(NTT出版刊2009年12月3日初版第1刷)。この本の「はじめに」次のように書いてある。

「今、エネルギー効率を経済活動に変換する効率が世界一高いのは日本なのだ。この長い金融恐慌からの治癒過程が終わったとき世界経済の覇権を握っているのは、まちがいなく日本だろう・・(略)・・
日本人が凡庸で地道な改善・改良努力の積み重ねに徹しているかぎり、今後当分のあいだ、具体的には二~三世紀間は日本が世界覇権を維持するだろう。
世界は暗く困難な時代に突入したが、日本の前途は洋々としている」

そんなバカな!と思われる方々もいるかも知れないが、筆者は段々とその通りだろう、という確信を抱きつつある。
他のご著書も読んでみるのがよかろう。就活生は、日本という国に自信を持つ筈である。