『これって使える!?体系目次検索』
さて、前回予告したとおり、
D1-Lawの体系目次検索というものを使ってみた。
それについてご報告したい。
判例検索というと、
通常はGoogleやYahoo!でインターネットを検索する場合と同じように、
キーワード検索が行われることが多いかと思う。
例えば、時効中断が認められるかについての判例を調べたい場合
であれば、
「時効 中断」などといった形でキーワードを入力し、検索するのである。
でも、実はこれなかなか
ピンポイントで欲しい判例にたどり着けないことも多かったりする。
要旨だけを見ても今ひとつはっきりしないから結局全文を見てみたものの、
案の定欲しい情報ではなかった、とか。
この傾向はいわゆる大きな論点ではない場合には特に顕著になってしまう。
で、こんなキーワード検索の難点を克服しよう!という趣旨で作られたのが
体系検索(だと少なくとも自分はそう勝手に思っている)。
これ、でも一言で説明しようとすると、なかなか説明の仕方が難しい。
どう説明したらいいのか今ひとつうまい説明が思いつかずに困っていたんだけど、、、
なんだあれと同じじゃん!
そう、体系目次検索は、判例付きの六法と同じです。というか、
少なくとも自分は同じ感覚で使ってるのでもし使い方間違えてたら教えてくださいm(_ _)m
判例付きの六法だと、条文を開くと横に関連する判例が掲載されてるじゃないですか?
あの感覚で判例が調べられますよ!っていうことなんです。
使い方はかなり簡単、例えば、時効中断の催告としてどういうことをすれば催告として
認められるのかを調べたかったら、
体系目次検索の項から、民法総則を選択して、民法を選択。
そうすると条文が出てくるので、153条を開くと、
なんと1催告の範囲、2手形債権の催告、3数個の債権について催告した場合の立証責任、
4強力な中断方法、5民法153条の期間の起算点・満了点というのがでてきます。
そこで、例えば催告の範囲、なんてのを選択してクリックすると、
これに関連した判例がずらずらずらっと表示されるのでした。
なるほど!と思いました。
ネット上の感覚で表現すれば、ポータルサイトと同じことなんだなと。
キーワード検索よりも、ピンポイントで欲しい判例にたどり着ける可能性は結構高いかもしれません。
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